いつかは建てたいマイホーム、でもハウスメーカーや工務店は数多くあるのでどこに依頼すれば良いのか迷ってしまいます。家づくりは高い費用がかかるので失敗や後悔しないためにもハウスメーカー選びは重要です。そこで「建ててはいけない」ハウスメーカーを選ばず、「建てて良かった」ハウスメーカーを見極めるため、それぞれをランキング形式でまとめました。

目次
建ててはいけないハウスメーカを選ばないためには
建ててはいけないハウスメーカーランキング

建ててはいけないハウスメーカを選ばないためには

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=『工具男子』より引用)

それぞれに特徴が異なる多数のハウスメーカー、家づくりをした方のなかには「別のハウスメーカーにすればよかった」という声も少なくありません。建ててはいけないハウスメーカーを選ばないためには、各メーカーの口コミ・評判や経営状況、デザインや仕様などの住宅に関する特徴から担当する営業マンなどもチェックしておきましょう。

年間の施工件数が多い所は悪い口コミや評判がそれなりに出てくる

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=『工具男子』より引用)

ハウスメーカー選びでは実際に依頼した方々の口コミや評判を見て判断することもあります。もちろん悪い口コミや良くない評判が多くなればそのハウスメーカーを避けてしまいますが、実は年間施工件数が多ければ多いほど悪い口コミや良くない評判がそれなりに出てくるのです。

これは特に全国に支店がある大手ハウスメーカーやフランチャイズ展開しているメーカーに当てはまることが多く、施工件数が多いということはそれだけ多くの依頼者がいるため、結果的に良い口コミ・悪い口コミの両方が増えるだけでなく、欠陥住宅が増えてクレームが目立ち、悪い口コミや評判の多さに繋がります。つまり、悪い口コミや評判は年間施工件数に比例する、ということです。

経営状況の悪い建設会社を避けるためにできること

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=『工具男子』より引用)

ハウスメーカー選びで特に重要なのが、経営状況です。経営状況が良くないハウスメーカーを選んでしまうと、品質の低下やそれに伴う不具合・欠陥の増加、倒産による保証・サポートが受けられない、建築費用を持ち逃げされるなど様々な被害に合う可能性が高まります。

しかし一般的に公式サイトなどを見ただけでは経営状況を把握することは難しく、特に中小企業は株式公開されていないので、各メーカーの経営状況を確認するためには「建設業情報管理センター」でチェックしてみましょう。

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=『工具男子』より引用)

建設業情報管理センターは全国の建設業許可データの一元管理を目的とする団体で、公式サイトにアクセス、「審査結果の公表」から「商号名称検索」を選択、チェックしたい会社名を入力して「詳細」から「経営規模評価通知書」を確認してください。

経営規模評価通知書では「健全性」「収益性」「安全性」「総合評価」を確認、「健全性」は40%以上で優良企業、「収益性」5%以上で良好、10%以上なら超優良企業、「安全性」はプラスであれば本業が好調、「総合評価」は最低点0点、最高点1595点となっています。

建ててはいけないハウスメーカーを選ばないためには、気になるメーカーの経営状況を確認、経営状況が悪化していないか、倒産の可能性がないかをしっかりとチェックしておきましょう。

建ててはいけないハウスメーカーランキング

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=『工具男子』より引用)

ここからは建ててはいけないハウスメーカーをランキング形式でまとめました。大手で経営状況が悪くないメーカーでも様々な要因によりおすすめできない理由があるので、家づくりで失敗・後悔しないためにもハウスメーカー選びは慎重に行いましょう。

建ててはいけないハウスメーカー①ダイワハウス

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=引用:ダイワハウス、『工具男子』より引用)

大阪府に本社を置く大手ハウスメーカー・ダイワハウスは大和ハウス工業の住宅販売部門、売り上げだけを見ればトップクラスですが、実はその多くはマンションや商業施設がメインとなっています。

建ててはいけないと言われる理由として、2019年に防火性能が不十分、基準と異なる基礎を施工するなど約2000棟の建築法違反が発覚、再調査では公表された倍、約4000棟の不適合物件が見つかっています。

他にも営業・設計工事部門で対応が適当、図面と異なる家を建ててその事実を隠蔽、電気工事に欠陥、不具合・欠陥があっても対応してくれないなど多数のトラブルがSNSなどの口コミで挙げられています。

建ててはいけないハウスメーカー②積水ハウス

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=引用:積水ハウス、『工具男子』より引用)

ダイワハウス同様に大手ハウスメーカーとして知名度の高い積水ハウスは戸建住宅に関して上位に君臨するメーカーですが、施工主に対しての理想が高いのか、営業の対応が良くないとの評判も多くあります。

口コミのなかには修理連絡して3年経過してもまだ修理してもらえない、定期点検の連絡が来ない、無料だったお客様サポートが突然有料になった、などアフターサポートの悪さが目立ちます。また、自由設計のため価格設定が高く、予算に余裕がない方にはローン返済がかなり厳しくなります。

自由設計にも関わらず、担当者によっては至って普通の間取りとなり、物足りないと感じることも多いようです。他にも契約後のスケジュールが短く、契約から着工までおよそ2ヶ月、そのため1回の打ち合わせ時間が4~5時間かかることも少なくないためかなりの疲労となるようです。

建ててはいけないハウスメーカー③一条工務店

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=引用:一条工務店、『工具男子』より引用)

住宅業界トップクラスの住宅性能と言われる一条工務店、オリジナルデザインも多いハウスメーカーですが、このデザインがダサいと言われることも少なくありません。

オリジナルデザインでも同じ一条工務店で建てると似たような外観になる、安っぽい見た目になったと悪い口コミが多くあるだけでなく、営業マンのノルマ設定が厳しいために対応が悪いことも挙げられています。予算が少ないと担当者の態度が変わった、契約前と契約後で態度が悪くなった、など担当者に対する悪い評判も多々あります。

他にも床冷暖房の温度変更が難しく、室温調整の微調整がしにくい、床暖房に使用する金属パネルによって無線LANの電波が届きにくくなった、機能・設備のメンテンナンスや管理が面倒など性能面で後悔した方もいます。他にも高気密・高断熱による音の反響や全館床暖房により食材が痛みやすくなる、設計士の提案力が低いなどの不満もあります。

建ててはいけないハウスメーカー④ヘーベルハウス

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=引用:ヘーベルハウス、『工具男子』より引用)

耐久性と耐震性が特徴のヘーベルハウスは中小ハウスメーカーのなかでは比較的価格が高く、他のメーカーと比べると坪単価が高いと言われています。スタッフの対応に関する不満は少ないものの、一部では虫が多い土地だと教えてもらえなかった、建築知識がないために丸め込まれた感がある、完成後に担当者から連絡が減ったとの口コミもあります。

他にも大幅な予算オーバーや耐久性が特徴の外壁を使わせてもらえなかった、自由度が低く要望が通らなかったなどもありました。

建ててはいけないハウスメーカー⑤セキスイハイム

建ててはいけないハウスメーカー&建てて良かったハウスメーカーを大公開!
(画像=引用:セキスイハイム、『工具男子』より引用)

大手ハウスメーカーであるセキスイハイムが建ててはいけないとされる理由は、契約を急かされる、値下げしない・隣に3階建てが建つことはないと言われたにもかかわらず後日値下げがあったり半年後にセキスイハイムの3階建てが建った、担当者がコロコロ変わるなど営業マンの質が悪い、標準仕様のデザインがあまり良くないなどがあります。

また、鉄骨造のため冬はかなり冷えて寒い、注文住宅なのに自由度が低い、坪単価が高いなど失敗・後悔した口コミも多くあります。