目次
よくなつくペット向け爬虫類ランキング2位フトアゴヒゲトカゲ
よくなつくペット向け爬虫類ランキング1位ヘルマンリクガメ

よくなつくペット向け爬虫類ランキング2位フトアゴヒゲトカゲ

愛嬌と貫禄が同居!フトアゴヒゲトカゲ

ペットに人気の爬虫類ベスト6!よくなついて飼いやすい初心者にもおすすめの種類は?
(画像=Photo by jinkemoole、『暮らし〜の』より引用)

爬虫類に多い柔らかくふにふにとした感触のさわり心地の良さと愛嬌がある顔つきながらも堂々とした態度も人気のフトアゴヒゲトカゲ。寿命は6-8年程度から長生きするもので10年と犬猫とほぼ同じくらいなのもペットとして飼いやすいものでしょう。トゲは形的に硬そうに見えますがゴムのようなものと思っておくと想像が付きやすいです。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

こちらも野菜など植物をエサとして与えられるのがおすすめ理由。温和で人をこわがらない性格をしているためハンドリングも比較的成功しやすいでしょう。

ふだんはとても大人しいのですがおこると喉を膨らませて威嚇します。これがフトアゴヒゲトカゲの名前の由来。声を出すことが少ない爬虫類ですが体の変化で気持ちを表現してくれるので気持ちも通じやすいです。

フトアゴヒゲトカゲの飼い方概要

ケージの置き場所は他の爬虫類と同様目線かそれ以上の高さ。オーストラリアの砂漠原産のトカゲですのでその環境を意識した飼育をすると失敗しづらいでしょう。エサは野菜も食べるといいましたが、小さな内はとくにコオロギをあげるとカルシウム不足が解消されます。

またミルワームはエサであると同時にその動きがフトアゴヒゲトカゲの捕食感覚を刺激するおやつ兼おもちゃのようなもの。あげすぎはよくありませんが時々少しだけ与えることをおすすめします。

初心者が注意すること・飼育ポイント

初心者がフトアゴヒゲトカゲを飼育する上で注意したいのが脱皮後の様子です。これはこの種類に限ったことではありませんが、脱皮前の皮膚が指先などに残っているのを放置するとそこがだんだん壊死状態になってきます。ぬるま湯とピンセットを用意して無理強いしない程度にやさしく古い皮膚を取り除いてあげるようにしましょう。

よくなつくペット向け爬虫類ランキング1位ヘルマンリクガメ

最後に堂々1位としてご紹介したいのがヘルマンリクガメです。カメというととても大人しい生き物だというのはもうおわかりですね。ただ大人しいだけでなついたとは言えませんよね。なぜヘルマンリクガメがおすすめ爬虫類1位なのか解説していきましょう。

大人しくて人になつくといえば!ヘルマンリクガメ

ペットに人気の爬虫類ベスト6!よくなついて飼いやすい初心者にもおすすめの種類は?
(画像=出典:unsplash.com/photos/J1R-xl_TPPM、『暮らし〜の』より引用)

ヘルマンリクガメはリクガメの仲間の中ではあまり大きく成長しない飼いやすいサイズの爬虫類です。生息地はヨーロッパ地中海沿岸地域で、日本とは気候が似ているため気温調整もそれほど苦労することはないでしょう。

もちろんカメ特有のおっとりとした性格、のんびりとした動きは見る人の心を癒やしてくれるだけでなく人に対して恐怖心がないどころか好意すら見せてくるのがリクガメ全般の特徴となっています。

一人暮らしでも飼いやすいといわれる理由

爬虫類は群れることがないため人になつくことはないという人がいるのも事実。犬のようにしっぽを振ったり飼い主にじゃれついてくることは無いのでそれもあたっているのですが、このヘルマンリクガメは飼い主を認識して好意を持って後追い行動をします。

これは他の爬虫類にはあまり見られない行動でそれが1位の理由。また動きもスローモーなので一人暮らしの部屋でちょこちょこ動き回ってあなたの方に近づいてくる姿をじっくり観察する楽しみも味わえるでしょう。

ヘルマンリクガメの飼い方概要

リクガメは動くことでストレスを発散するのでケージの大きさは十分なものを用意してください。目安として甲羅の大きさの5倍程度といわれています。ケージが小さい場合は出して部屋を歩き回らせてあげられると良いですね。ヒーターは必須ではありませんが、朝晩の冷え込み対策として用意してあげられると安心です。

食事は野菜中心。しかしほうれん草や小松菜といったシュウ酸が多く含まれるものには注意が必要で中心に与えるのはレタスやキャベツとなるでしょう。慣れるまでは手で与えず置いたものを食べさせるようにするのが逆になつきへの近道となるポイント。

初心者が注意すること・飼育ポイント

ヘルマンリクガメのようなカメを飼う場合の注意点もやはり赤外線ライトの必要性でしょう。カメの場合骨だけでなく甲羅の丈夫さ・しいて言うなら体の保護のために必要なものとなるからです。時々日光浴をさせると良いのですが、ケージを窓際などに設置するのは気温差の激しさの点からおすすめできません。

注意点は2つで骨を育てるライトまたは日光浴と、運動をさせるためのスペース(部屋に放し飼いでも)。あとは気長に付き合っていくうちに後追いをするくらいかわいい姿を見せてくれるようになる飼いやすい動物。