寒グレフカセ釣り終盤戦、深夜自宅の大阪から3時間掛けて本州最南端和歌山県串本町潮岬方面へ車を走らせる。土曜日なのに偶然、釣客も少なく良い磯へ渡磯でき、意気揚々と釣り始めるが潮が全く動かず大変苦戦した。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)

シーズン終盤の寒グレフカセ釣りで38cm頭にグレ2桁釣果【和歌山・串本】

和歌山へ寒グレフカセ釣行

寒グレ最終釣行に近い2月25日土曜日和歌山県串本町萩尾地区へ浜中渡船を利用してグレフカセ釣りへ出掛けた。

人気の渡船店なので土曜日で大盛況と思いきや、前夜まで降り続いた雨の影響もあったのだろうか?若干釣客も少ない上、ほとんどの人は今釣れつづいている人気磯に乗られたので、他の希望客がおらず私はコビラセに渡磯した。

タックル&仕掛け

シーズン終盤の寒グレフカセ釣りで38cm頭にグレ2桁釣果【和歌山・串本】フカセ釣り仕掛け(作図:TSURINEWSライター秦厚治朗)

当日の仕掛けは竿がエアエボリューシ1.5号5m、リールがBBXハイパーフォース2500番、道糸セミサスペンド1.75号に中ハリス1.75号、ハリス1.7号、針がグレ針5号。ウキはスリムグレ自立3BにTOPスーパービューを取り付け、落としオモリ2Bに浮力調整用にハリス側の潮受け真下にゴム張りG5でセットした。

エサ

シーズン終盤の寒グレフカセ釣りで38cm頭にグレ2桁釣果【和歌山・串本】当日使用したまきエサ(提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)

まきエサは集魚材GMAX2袋に生オキアミ3kgとアミエビ2kgを混ぜ合わせ、刺し餌に加工オキアミ、生オキアミ、むき身の3種類を持参した。

前半はフラフラ潮に苦戦

午前7時半過ぎ釣り開始!5年程前に一度この磯へ乗ったことがあるのでハッキリと覚えている。まきエサを打たず仕掛けを数投空打ちして海況の様子伺いをするも、全く潮が動かず何処へ打ってもフラフラ状態なんでテンションが下がる。

シーズン終盤の寒グレフカセ釣りで38cm頭にグレ2桁釣果【和歌山・串本】潮岬の沖磯(提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)

釣り座沖向きに対して、やや左手方向が潮が突いてくるが若干動くようなので、左手方向でまきエサを入れ釣り開始。暫くして30cmジャストの尾長グレがヒットした。時折様子伺いで他方向の潮も見るが一向にフラフラ潮は改善されず沈黙の時間だけが経過する。

口太グレ手中

当日の潮は中潮で午前9時に満潮を迎えるので、それ以降に期待をかけるつもりで仕掛けをチェンジした。2B負荷でも充分に馴染むので落としオモリG2負荷に合うスリムグレBにウキを交換。ガン玉はG2+G5で丁度良い。釣り座正面に照りつける太陽下でもスーパービューのTOPで目視でハッキリと確認できる。

「ひょっとして」と思い、小マシな尾長を期待してハリスを1.7gにしたが御留守の様。さらにハリスを1.2に変更して下潮に期待を膨らませて仕掛けを打ち返す。

シーズン終盤の寒グレフカセ釣りで38cm頭にグレ2桁釣果【和歌山・串本】フカセ釣りでメジナキャッチ(提供:TSURINEWSライター秦厚治朗)

釣り座正面より、やや左手11時方向位の突いて来る潮で少し深めの4ヒロ程で本命らしいアタリも素針。少し深めと実感して正面12時方向で再度アタリ到来。合わすタイミングをずらして魚が乗った感覚が伝わるが、すぐにスッポ抜け。

時刻を確認すると午前10時前。針をグレ6号にサイズアップして数投流すも反応が無いので、グレ針4号に交換。すると、本日初の口太グレがヒットし、無事にタモに納めることができた。丁度その時間帯から微妙に潮が動きだし、ピンポイントに動く部分でアタリが出るが素針にスッポ抜けが2~3度続きイライラが募る。