目次
3. スペイン(バルセロナ)のビーチで泳ぎたい!それなら7〜8月がおすすめ
4. スペイン(バルセロナ)でお祭りを見たい!予算を確保して入念に準備を
3. スペイン(バルセロナ)のビーチで泳ぎたい!それなら7〜8月がおすすめ

バルセロナで人気のスポットとして名高いのがビーチ。夏は日焼けと海水浴を楽しみ、秋冬は海辺をゆったり散歩。季節を問わず多くの人に愛されています。バルセロナのビーチで泳ぎたい人は、7月~8月を狙いましょう。ただし、ハイシーズンとなりますので予算もスケジュールもしっかりと準備してくださいね。
7~8月のバルセロナ行き航空券やホテルの相場
7~8月は、ヨーロッパ圏の人達もバカンスでバルセロナを多く訪れます。そのため、一年の中でも航空券は比較的高め。海水浴のベストシーズンである7〜8月の航空券の値段は9〜15万円台。なお直前になると更に値段が跳ね上がるので、予定が決まっている場合は航空券だけでも早めに押さえておいた方が良さそうです。
ホテルも、この時期になると全体的に相場が上がります。一般的なビジネスホテルも1万5,000円前後がベースとなり、オフシーズンに高級ホテルへ泊まるときのような予算を組むイメージとなります。
また、比較的割安な民泊サービスも値段は4,000円~と安く利用はできるものの、数ヶ月前には部屋を押さえられてしまう可能性があります。この時期は、とにかく早めに航空券や宿泊場所を押さえることが重要です。
7~8月のバルセロナはどんな気候?
バルセロナは6月頃から気温が上がり、7月~8月にかけてが海水浴のベストシーズンとなります。14時以降は気温が35℃以上に上昇し、日差しが1番強い時間帯に。紫外線対策のため、日本で使い慣れている日焼け止めをお忘れなく。
ヨーロッパの夏は日本と違い、全体的にカラッとした暑さですが、地中海に面するバルセロナは湿度も高いのが特徴です。日陰に入れば涼しいですが、熱中症には注意が必要。こまめに水分補給をするように心がけてください。 夜は気温が下がると言われますが、最近の異常気象のためか、夜になっても気温が下がらず寝苦しい夜もあります。通気性の良い部屋着やパジャマを準備することをおすすめします。
ビーチで遊ぶ場合の注意点
海水浴を楽しむ前に、海水浴場でスリなどに遭わないよう防犯対策は必須です。かつてのバルセロナは治安があまり良くないといわれていましたが、最近は観光客の増加に伴い、取り締まりが強化されています。
とはいえ、軽犯罪は依然として多発しており、明らかに観光客と見られてしまいやすい日本人は一層注意が必要です。代表的な軽犯罪として有名なのはスリや置き引き。陽気なバルセロナでの雰囲気に飲まれて、つい油断してしまいがちですが、貴重品が入った鞄はいつでも肌身離さず携帯しましょう。
とっておきのおすすめビーチをご紹介!
バルセロナには美しく魅力的なビーチが数多くありますが、筆者のオススメはBarceloneta(バルセロネータ)。バルセロナの中心地から地下鉄に行ける距離にあり、1,100mに渡るビーチはバルセロナで最長。圧巻のビューを満喫してくださいね!
ひたすら日光浴をするのも良し、地中海の鮮やかな海に飛び込んで泳ぐのも良し。常夏のバルセロナが誇るビーチで、のんびりと自由を謳歌しましょう。
4. スペイン(バルセロナ)でお祭りを見たい!予算を確保して入念に準備を

バルセロナでは、魅力的なお祭りが年間を通して多数開催されます。バルセロナで行われる主要なお祭り「三賢者のパレード」「プリマベラ・サウンド」「メルセ祭り」を紹介すると共に、それぞれが開催される次期の旅行代金相場、気候、服装について紹介していきます。
三賢者のパレード(Three wise men parade)/1月5日
スペインの祝日「東方三賢者の日(1月6日)」の前日に開催されるのが、三賢者のパレードです。東方三賢者とはイエス・キリストの誕生を祝いに東方から導かれてやってきた3人の学者達のこと。1月5日までに子供は学者達に向けて、どんなプレゼントが欲しいのかお願いの手紙を書きます。するとこの学者達が翌日の6日に、子供達へプレゼントを届けに来ると言われているのです。
前日である5日の夜は、プレゼントを溢れんばかりに抱えた三賢者がラクダに乗って街へ到着すると言われています。パレードでは飴やお菓子が子供達に配られ、さまざまなコスチュームを着たダンサーや、電飾で飾られた台車は圧巻!お祭り当日は交通規制などが敷かれ、とても混雑しているのでスリなどに注意して下さい。
プリマベラ・サウンド(Primavera Sound)/5~6月
5月下旬から6月上旬頃に開催される、スペインで最も規模が大きいといわれる野外音楽コンサートがプリマベラ・サウンド。 バルセロナらしく、タパス(お酒と一緒に楽しむスペインの一品料理)のバルなども設置されており、ピンチョス(串や爪楊枝に刺さったおつまみ)をつまみながらコンサートに参加できるという、何とも粋な音楽フェスティバルです。
日本からのアーティストが参加することもあるので、ファンの方は要チェック。バルセロナで最高の音楽フェスティバルを楽しみましょう。
※編集部註:伝統的な音楽というよりは、バンドサウンド、エレクトロニックミュージックの著名アーティストも多数出演するフェスティバルです。
(外部サイトに遷移します) メルセ祭り(Fiesta de Merce)/9月 220年以上の歴史を持つこのお祭りは、カタルーニャ地方の守護聖人と言われる聖女メルセを讃えるお祭りと言われています。9月の後半から4日間開催されるメルセ祭りはイベントが盛りだくさん!まず外せないのは、旧市街のゴシック地区で行われる「人間の塔(Castellers)」。多くの人が見守る中で、超高層の組体操が行われます。見ている方がハラハラする組体操は見応え満点。
また、「ヒガンテス(Gigantes)」と呼ばれる4m超えの人形パレードも楽しみのひとつ。ユニークな動きのダンスは、見ていてとても面白いですよ。 刺激を求めるなら「コレフォック(Correfoc)」も見逃せません。悪魔のコスチュームを着た参加者が飛ばす花火がそこかしこから飛んでくるこのお祭りは、バルセロナでの旅の思い出をスリル満点に彩ってくれます。その他にも、市内の各所でコンサートや花火大会が行われ、この期間は多くの美術館や博物館が無料となるのも嬉しいポイントです。
お祭り時期のバルセロナ行き航空券やホテルの相場
バルセロナで主要なお祭りが開催される時期は、航空券やホテルの相場がぐっと上昇します。イベントが無い時期と比べ1.5〜2倍以上に跳ね上がることも。ホテルはどこも満室が予想されるので、予約の際には半年前〜少なくとも4カ月前には予約しておくことをオススメします。
気候と服装のアドバイス
ニューイヤーシーズンに開催される三賢者のパレード時期は、長時間外にいることが予想されるため、冬の東京と同じくらいの防寒対策をしておいた方が良いでしょう。使い捨てカイロなどもあればより安心です。
プリマベラ・サウンドが行われる5~6月は、暖かく、日差しも強くなっています。日差し対策のサングラスや日焼け止めを忘れずに。ただし、近年では異常気象のせいか、例年に比べて気温が低くなる傾向も見られます。 薄手のダウンなど、いざという時に役に立つ防寒着も念の為用意しておくと安心です。旅立つ前にバルセロナの気候をチェックしてみて下さいね。
メルセ祭りが開催される9月の気候については、先述の「2. 9〜10月のスペイン(バルセロナ)旅行は気候がベスト」の項目をご覧ください。