イヤホンのコードといえば、かつては髪に絡まって不快だったり、カバンの中でぐちゃぐちゃになったりして、やや邪魔にすら感じるものだった。そのコードから解放されて早数年、イヤホンといえばワイヤレスが主流となっているが、このたび海外のビジネスライターが購入した“新しいイヤホン”が、まさかのコード付きであると話題になっている。
AirPodsの紛失問題を解決する新商品が登場⁉︎
Twitterでこの話題を投稿したのは、ビジネス関連のライターであるチュン・ファン氏だ。ファン氏は買ったばかりのイヤホンの写真とともに「Apple finally fixed the problem of losing your AirPods. Just bought a few of the new products (life changer).(ついにアップルはAirPodsの紛失問題を解決した。新製品をいくつか購入したところだ)」と投稿。また、靴底の溝にぴったりはまって発見されたAirPodsの写真を添え、このように、たびたびAirPodsをなくしてしまうことが日常のストレスだったとした。
他のユーザーからのコメントには「Airpods with strings?(コード付きのAirPodsなのか?)」とあり、Appleがまたしてもユーザーの悩みを解決する新製品を出してくれたようだと歓喜する声が溢れた。……もちろん、これらはすべてジョークである。ファン氏が投稿したのは、数年前まで私たちが使っていたApple製の有線イヤホン、EarPodsの画像だ。
AirPodsは、金持ちアピール⁉︎ ファッションとしては下火?

かつては、邪魔だと感じていた有線だが、ワイヤレスとなったAirPodsのなくしやすさに悩まされているユーザーは多い。AirPodsが安くても2万円近い高額アイテムである一方で、EarPodsならコードがつながっているため、なくす心配が少なく価格はAirPods Proの約10分の1ほどである。落としたときの金銭的ショックは比べものにならない。さらに、AirPodsがBluetoothの通信圏内から離れた時にアラートが鳴ることを揶揄して「離れても文句を言われない」と言うユーザーもおり、メリットとデメリットの逆転現象が起こっている。
また、これにはAirPodsが、ファッションとして飽きられているという側面もあるようだ。AirPodsは高額であり、身に着けることが「金のあるデキる社会人」を演出しているようで若者には抵抗感がある点や、装着に気付かれにくいため邪魔が入りやすいという点もネガティブに捉えられている。有線のヘッドホンなどであれば「取り込み中」であるというサインになり、邪魔は入りにくい。また、有線が醸し出すレトロ感にも付加価値がつきはじめている。
過去のものが、再び価値を取り戻してくるという現象は、AirPodsに限られたことではない。イヤホンにも再び有線の時代がくるのかどうか。少なくとも、紛失のリスクは下げてほしいものである。
引用元:【Creative Bloq】
参照元:【iPhone Mania】
※サムネイル画像(Image:「Amazon」より引用)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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