dポイントが貯まりやすいクレジットカードと言われている「dカード GOLD」。しかし、実際には貯められるはずのポイントを貯められず、損している人も存在します。

【徹底ガイド】dカード GOLDで損する人の特徴は?年会費11,000円の元を取る使い方を解説
(画像=dカードGOLDは、ドコモの月額料金10%還元や最大10万円分のケータイ補償など、ドコモユーザーに恩恵の大きいクレジットカード。一方で、還元ポイントを正しく計算できておらず、年会費11,000円の元を取れなかったという声もネット上から聞かれます(画像引用元:dカードGOLD公式サイトより) 、『オトナライフ』より 引用)
【徹底ガイド】dカード GOLDで損する人の特徴は?年会費11,000円の元を取る使い方を解説
(画像=年会費無料のdカードと比べ、dカードGOLDではドコモ月額料金の還元率や、高額になりがちなケータイのトラブルに対する補償面で大きな優遇が受けられます。年会費は11,000円かかりますが、ドコモ月額料金の10%還元だけで元が取れるというユーザーも,『オトナライフ』より 引用)

一方で、dカードGOLDに入会して「損をした」という声が多いのも事実。そこで今回は、dカードGOLDのデメリットや損する人の特徴、元を取るための使い方を徹底解説します。

●dカード GOLD(公式)は→こちら

dカード GOLDのデメリット | 「損をした」「騙された」という声が多いのはなぜ?

dカード GOLDで「損をした」という声が上がっている主な理由は以下の通りです。

・10%ポイント還元の条件や対象が限定的
・年間利用額特典に到達するには「100万円」「200万円」の利用が必要
・ドコモユーザーの家族のポイント還元には家族カードが必要 | ただし年間利用特典の対象外

10%ポイント還元の条件や対象が限定的
dカード GOLDの10%ポイント還元は、スマホの分割料金や手数料などには適用されません。仮に毎月ドコモに9,000円支払っていたとしても、900ポイントの付与を受けられるとは限らないということになります。

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(画像=たとえば12万円のスマホ機種代金を24回払いにしている場合、月々の代金は5,000円。月の支払い9,000円から5,000円を引くと、純粋な利用料金は4,000円になるため、400ポイントしか付与されません(画像引用元:docomo 公式YouTube 「dカード「トリプル10%還元」篇」より),『オトナライフ』より 引用)

また、10%ポイント還元の条件は、1,000円(税抜)につき100ポイント付与されるというもの。999円以下の端数は切り捨てられます。仮に10,999円の支払いをした場合、999円以下の端数が切り捨てられるため、1円足りないだけで「1,000ポイント」しか貯まらないことに。

こうした負のスパイラルにより月々900ポイント以下程度しか得られていない場合、年会費11,000円を賄えるポイントを貯められないため、「損をしている」ことになってしまいます。

年間利用額特典に到達するには「100万円」「200万円」の利用が必要
dカードGOLDにはカードを使った支払い額に応じて、各種特典クーポンがもらえる「年間利用額特典」があります。

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(画像=年間利用額特典は、前年の利用額累計が100万円以上/200万円以上だった場合、それぞれ11,000円相当、22,000円相当のクーポンが進呈されるというもの。クーポンは1,100円以上から特典に交換でき、複数回に分けて使えます。つまり、100万円以上利用する場合はクーポンで年会費の元を取ることができるということになります(画像引用元:dカードGOLD公式サイトより),『オトナライフ』より 引用)

しかし、年間100万円以上の利用額達成には、毎月平均84,000円以上をカードで支払う必要があります。ドコモの支払いはもちろん、光熱費や日常の買い物など、できる限りの支払いをすべてdカードで行っても達成できない場合は「11,000円相当の特典」をもらえないため、損をすることになってしまいます。

ドコモユーザーの家族のポイント還元には家族カードが必要 | ただし年間利用特典の対象外
dカードGOLDは3枚まで家族カードを申し込むことが可能。本会員とほぼ同じ特典を利用できます。

【徹底ガイド】dカード GOLDで損する人の特徴は?年会費11,000円の元を取る使い方を解説
(画像=dカードでは、同じ支払い口座で家族分のカードを作ることが可能。家族カード1枚目は年会費無料で、家族カード利用分もポイントが貯まります(画像引用元:dカードGOLD公式サイトより),『オトナライフ』より 引用)

家族カードを申し込む場合、審査の対象となるのは本カードの会員。家族カードの利用額は本会員の口座から引き落とされるため、家族カード利用者の審査は必要ありません。このため、専業主婦(主夫)でも家族カードを持つことが可能。家族カード会員は、年会費が1万1,000円(税込)かかる本会員とほぼ同じサービスを受けることができます。

【徹底ガイド】dカード GOLDで損する人の特徴は?年会費11,000円の元を取る使い方を解説
(画像=ただし、家族会員はゴールド会員専用の年間利用額特典は受けられません。利用額特典がない場合、dカードGOLDは年会費と還元額を比較すると「損する」ことがあります(画像引用元:dカード公式サイト「dカード GOLDとdカード GOLD 家族カードの比較」より),『オトナライフ』より 引用)

dカード GOLDに申し込む上で注意したい点

dカードGOLDに申し込む上で注意したいのは、以下の2点です。

・実際に還元ポイントを正確に計算する
・一家でドコモ回線を契約している場合は家族カードを発行する

実際に還元ポイントを正確に計算する
dカードGOLDの還元ポイントのなかでも、とくに大きいのがドコモ月額料金に対する10%の還元。実際に何ポイント返ってくるのか、正確に計算しておくことが大切です。ポイント計算には、割引分や端末の分割代金が含まれません。ポイント対象外の金額を差し引いたうえで、年会費を上回るメリットを得られるか見極めましょう。

一家でドコモ回線を契約している場合は家族カードを発行する
家族がドコモユーザーなら、家族カードの発行を忘れないようにしましょう。

【徹底ガイド】dカード GOLDで損する人の特徴は?年会費11,000円の元を取る使い方を解説
(画像=dカードGOLDの家族カードの年会費は、1枚目は無料、2枚目以降は1,100円(税込)がかかります。先述した通り年間利用額特典の対象にはなりませんが、dポイントクラブ優待などその他のサービスは本会員と同じように利用できます(画像引用元:dカード公式サイト「dカード 家族カードのご紹介」より),『オトナライフ』より 引用)

家族カードとドコモ回線を紐づけた場合ももちろん10%のポイント還元を受けることが可能。そのため、家族カード2枚目以降に1,100円の年会費がかかったとしてもドコモユーザーであれば完全に元を取れることになります。