「スペシャライズド」は、3月15日(水)に、新しいシューズ「S-Works Recon Shoe」「Recon ADV Shoe」の2アイテムを同時発売。
オフロード向けのサイクリングシューズ「Recon(リーコン)」ファミリーに新たな仲間が加わった。
スピードを追求する「S-Works Recon Shoe」
「S-Works Recon Shoe」は、ロードライドで培ったパフォーマンスをグラベル(未舗装路)やクロスカントリーなどのオフロードで体感できるシューズだ。
左右非対称のヒールカウンターは足の内側を支え、外側は低めの縁を実現。シューズの側部から踵にかけてと、前足部に補強を追加。BOAケーブルの配置を改良して保持力を向上し、つま先のストラップを不要とした。
3DモーションキャプチャーテクノロジーRetül(リトゥール)で、ライダーの足をスキャンして集めたデータをもとに、従来と比べ母子球での幅が4mm広い、新たなカーボン製アウトソールを採用。剛性と強度を高めるIビーム構造をアウトソールに内蔵し、驚くほどの軽さとフィット感を達成する。
さらに、クリートの左右に配置されたポンツーンは高密度なうえ、新しくなったシムで高さを調節可能。ペダルとシューズの当たりを最適化し、ペダリング効率を最大限に高め、ロードシューズのような安定した足裏感覚を実現した。
「S-Works Recon Shoe」のカラー・サイズは、Blackが36~45cm。Oak Green・Dark Moss Greenが40~44cm。Whiteが40~42cmの展開で、価格は49,500 円(税込)だ。
バイクを押して歩きやすい「Recon ADV Shoe」
「見た目も気持ちも良ければ、ライドは楽しくなる」は、サイクリング界の普遍的事実。この言葉を体現した「Recon ADV」は、見た目も走りもスタイリッシュでありたい人のための、グラベルシューズだ。
バイクを降りてからも歩きやすいのは、カーボンを適切な方向にしならせる技術であるSTRIDE toe-flexテクノロジーの成せる業。そして、レーザー加工でベンチレーションを施したアッパーに、マイクロファイバーの裏地を合わせ、湿気を逃し、足をしなやかに包み込む。
さらに、TPU製マッドガードが足を守り、ライドでもバイクを押して歩くときでも安心。SlipNotラバートレッドが、ソールの広範囲をカバーし、グラベル路面をしっかり捉える。
「Recon ADV Shoe」のカラー・サイズは、Blackが36~45cm。Taupe・Dark Moss Green・Fiery Red・Purple Orchidが37~44cmの展開で、価格は28,600円(税込)だ。
サイクリングというと、バイクを漕ぐ筋力に視点が行きがちだ。しかし、身体とバイクが接する部分に注目したことにより、ピュアなパフォーマンスを発揮できる同シューズの存在は、多くのサイクリストに勇気を与えることだろう。
S-Works Recon Shoe/Recon ADV Shoe
(高野晃彰)