レザーブランドの雄である「Schott(ショット)」は、創業110周年を迎えるにあたり、新定番のデニムシリーズ全6種の販売を開始した。
全世界で愛される「Schott」の新アイテムを、いち早く手に入れてみよう。
創業110周年のニューヨーク発ブランド「Schott」
1913年にニューヨークでスタートした同ブランドは、1928年に世界で初めてフロントジッパーを採用したライダースジャケットを発表。
その後、50年代に発表したモデル「ワンスター」も人気を博し、1970年代にはロック・パンクの流行の中、多くのミュージシャンに愛用されてきた。
そして現在もなお、米国生産にこだわり続け、人々に支持され続けているブランドとなっている。
ニュースタンダードなアイテムに進化したデニム
記念すべき年を迎え、定番品のデニムに新素材と新しい形を採用。ニュースタンダードなアイテムへと進化した。
生地には軽くて柔らかいことが特徴の、ヴィンテージ感あふれるネップが所々にあらわれているコットンリネンを採用した日本製10oz.を使用。軽やかな穿き心地を実現し、通気性と保温性のバランスも優れている。したがって、暑い日でもストレスなく穿くことができるだろう。
新定番のデニムシリーズ6種
今回、デニムシリーズは全6種を販売。各アイテムについての詳細を説明する。なお、各種カラーはINDIGOとUSEDの全2色を用意している。
「NEP DENIM ENGINEER JACKET」は、エンジニアジャケットをもとに現代風にリサイジングをした一着だ。補強布を4つのポケットに施し、さらにヴィンテージ感のある月桂樹ボタンを使用しているのもポイント。
「NEP DENIM WORK JACKET」は、コンパクトにまとまったボクシーなデニムジャケット。
フロントにはマチ付き、ハンドウォーマー付きの大きめなポケットが印象的で、プラボタンを使うことで色味を統一。また、袖口は広くカフスがない仕様も特徴の1つだ。
「NEP DENIM OVER PANTS」は、ミリタリーのオーバーパンツを参考に作成。ボリュームのあるワイドシルエットだが、裾にテーパードをかけることで足元がすっきりと見えるデザインに。
また、膝にタックを入れることで、横から見た時の立体感と運動量をプラス。さらに、ウエストと裾に調節用にドローコードを入れることで、着こなしに幅を持てるような仕様を実現している。
ウエストに2タックを入れ、立体的な仕上がりとなった「NEP DENIM 2 TUCK PANTS」。股上は深めで腰回りはゆったりしているが、テーパードを効かせ、すっきりとしたシルエットに。
また、背中のヨーク部分はシームポケット仕様にすることで、特徴的なバックシルエットとなっている。
5ポケットタイプの「NEP DENIM 5POCKET PANTS」は、縫い糸をグレーにすることで統一感が生まれ、ミニマルな一本に。ヴィンテージデニムにアレンジを加え、「Schott」オリジナルのシルエットに仕上がっている。
これからの季節にもぴったりなデニムシリーズを、着こなしてみては。
Schott
(綱嶋直也)
※価格はすべて税込