表参道のレストラン「GENTLE Sushi Bar(ジェントル スシ バー)」にて、全国の日本酒が主役となる鮨・和食とのコラボレーションイベント「KURAMOTO KAI」がスタート。第1回は、福島県会津若松市にある「花春酒造」の酒を迎え、3月19日(日)と21日(火・祝)の2日間にわたり実施する。
女性杜氏の感性を活かして醸造された銘酒とともに、贅沢な和食グルメを堪能しよう。
日本酒が主役のコラボイベント
「GENTLE Sushi Bar」は、表参道の「GENTLE Dining & Sushi Bar」の地下にある鮨処。握りやつまみ、口直しを18~20品程度、交互に提供し、さまざまな料理を少しずつ楽しめるコースと、日本酒やワインなど厳選したドリンクを提供している。
今月よりスタートする「KURAMOTO KAI」は、同店で定期的に実施していく新たなイベント。
板長自らが地方の酒蔵を訪問し、製造工程、酒造りへのこだわり、杜氏や酒蔵の人との対話。さらに地域の生産者との対話などから、その地域を板長の感性で捉え、酒蔵や土地をイメージしながら酒の銘柄別に鮨と料理を合わせていく。
料理に酒をあわせる一般的なペアリングではなく、日本酒にあわせて料理を作っていく、あくまでも日本酒が主役のコラボレーションイベントだ。
会津若松の老舗酒造の銘酒を堪能しよう
初回は会津若松市で300年以上の歴史を持ち、数少ない女性杜氏・柏木純子さんを擁する「花春酒造」とコラボ。同酒蔵が造る日本酒から8種類を選び、日本酒とそれにあわせる鮨・料理を用意する。
同じ福島県の生産者である長嶺養蜂場の蜂蜜を使った「はちみつ梅酒」を食前酒として出すほか、全国でも取り扱いの限られている「天宮」、全米日本酒観評会やインターナショナル・サケ・チャレンジで表彰された「結芽の奏」など、蔵を代表する銘柄をコースに組み込む。
さらに、同酒造に湧く仕込み水や会津若松市の食材を一部の料理に使用。コースには、地元のカフェで直接作り方を教わった、湊町の地元料理「豆富もち」も取り入れる。
米と水にこだわる老舗「花春酒造」
1718年(享保3年)創業の「花春酒造」は、会津の豊かな自然に囲まれた環境に蔵を構える。
「美味しいお米」と「良質な地下水」を使用し、会津の積雪と寒さによって引き出された旨味、まろやかさ、深い味わいの花春のお酒は、これまで数々の金賞を受賞してきた。
また、国内に1500以上ある蔵元において、50人ほどしかいない女性蔵元・杜氏の1人 柏木さんによる女性の感性で作られた酒は、多くのファンを魅了している。
今回のイベントへの参加は予約サイトもしくは電話にて。会津若松特有の積雪と寒さの中で引き出された酒の深い味わいを感じられる、2日間だけの特別な鮨・料理を堪能しよう。
「KURAMOTO KAI」開催概要
日時:3月19日(日)、21日(火・祝)
第1部 12:00~/第2部 18:00~
会場:GENTLE Sushi Bar
所在地:東京都渋谷区神宮前5-47-6
料金:25,000円/人
定員:各回10名
(hachi)