近年、旅やホテルへの宿泊を通して心身を癒す「リトリート」に注目が集まっている。
そこで今回は、日ごろ多忙を極める大人が“癒し”を求めて泊まりたくなるような、プライベートサウナと露天風呂を備えた高級宿泊施設を紹介する。
<高知県>「TheMana Village」で海景とサウナを満喫
2022年、高知県足摺岬の老舗旅館が、オーシャンビューのイタリアンレストランを新設し「TheMana Village(ザマナ ヴィレッジ)」としてリブランドオープン。
今年3月には、同館最大となる94平米の広さを誇るスイートルーム「TheMana スイートルーム」が新たに誕生した。
客室内には専用のサウナ室があり、足摺の青い海を望む露天風呂には水風呂も併設。また海を眺めながらデッキチェアーで外気浴も楽しめる。夜は、満天の星空を眺めながらの入浴も可能だ。
目の前に広がる海景を堪能してもらいたいという思いから、窓の外に広がる自然の色合いを邪魔しないよう、室内は落ち着いた色合いで統一しているという。
随所にこだわりを散りばめたスイートルームで、癒しのひと時を過ごしてみては。
TheMana Village
所在地:高知県土佐清水市足摺岬783
予約サイト:https://go-themanavillage.reservation.jp/ja
<三重県>離島に佇むオーベルジュ「MOKU ISESHIMA」
三重県志摩市の英虞(あご)湾に浮かぶ離島・間崎島で、2019年にヘリコプターか船でしか行けないカウンター6席のみの鮨屋としてオープンした「鮨裕禅」。
2022年11月、「鮨裕禅」を施設拡張する形で、国立公園(間崎島)内で鮨を味わえる日本初のオーベルジュとして「MOKU ISESHIMA」をオープン。
施館の客室は、1日1組限定のロイヤルスイートルーム「YADO TERASU」のみ。屋内外をあわせた面積は約370平方メートルで、最大8名まで宿泊可能だ。
テラスには英虞湾と溶け合うインフィニティ―プールのほか、ジャグジーやファイヤーピットリビングを完備。
また、客室内には海を眺められる内風呂と、美しい星空を満喫できる檜の露天風呂、茶室をモチーフにしたサウナを備えている。
神聖な自然の景観と、日本の美意識を基にした洗練された空間に癒されてみては。
MOKU ISESHIMA
所在地:三重県志摩市志摩町和具4442
公式サイト:https://moku-iseshima.com
郊外においてシェフがその土地の食材を使い腕を振るう、宿泊施設を備えたレストラン