兵庫県朝来市のナチュラルリゾートオーベルジュ「生野高原レストラン KASSEL(カッセル)」が、今年春にリニューアルオープンする。
もともと迎賓館として利用されていた建物で、自然派創作フレンチ「フレンチジャポネ」のフルコースを堪能できる店だ。
迎賓館で五感を刺激するオーベルジュステイ
1979年創業の同店は創業時、ドイツをはじめ海外や国内の賓客との技術・文化交流の場、すなわち迎賓館としての役目を担っていた。
同店は、そんな「創業当時の想い」、そして時代とともに進化していく「創造」と、未知へ挑む開拓者としての「挑戦」を融合させた他にはないレストランだ。
日本の四季の美しさを景色と美食で体感
同店は今春、宿泊施設を併設したナチュラルリゾートオーベルジュとしてリニューアルオープンすることとなった。「わざわざ訪れたくなる」をコンセプトに、日本の四季の美しさを景色と美食で体感できる場に生まれ変わる。
豊かな自然が魅力の朝来市
朝来市は豊かな自然や、歴史を感じる国史跡「竹田城跡」とその城下町など、他にはない魅力にあふれる場所。
とりわけ緑深い自然を感じる生野高原に建つ同店では、外の景色を室内空間と一体化した。季節ごとに景色を変える、ダイナミックな自然から日本の四季情景が感じられる。
「フレンチジャポネ」を味わう
迎賓館ならではのクラシカルで優美な雰囲気を残しつつも、まるで外にいるような開放感を感じさせる自然と融合したダイニング。ここで楽しむことができるのが、シェフが生野からのインスピレーションを働かせて創る自然派創作フレンチ「フレンチジャポネ」のフルコースだ。
地場のこだわり抜いた食材を使用し、盛りつけの美しさまで徹底した「フレンチジャポネ」は、やさしい味わいで口当たり良く仕上げられた、日本人の味覚に合うオリジナリティあふれるフルコースだ。
シェフが織りなすグランド・キュイジーヌの伝統技法をベースに、和の食材や調理法を取り入れ、食材選定から調理にいたるまで徹底的にこだわった斬新な味わいは、至福の時間を奏でる。
「ジャパンプライド」な料理とパフォーマンス
「ジャパンプライド」とは、西洋の文化の影響を受けながらも、独自の発展を遂げた日本文化を指す。同店では、日本の伝統を重んじるため地域が持つ特徴的な食資源を生かし、和と洋を融合させたメニューを提供する。
「ありきたりの物ではつまらない」という想いから創作された日本の四季を取り入れた料理や、ダイナミックな料理のパフォーマンス。華やかな中に、どこか懐かしさを感じさせる創作フレンチは、お腹だけではなく心も満たしてくれる。