7プレミアムゴールド 金の濃厚つけめん 516円

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=パッケージも重厚感のある金×黒(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

監修を手掛けた中華蕎麦とみ田は千葉県松戸市に店舗を構え、2012年、13年、18年と大つけ麺博で優勝している実力店である。

また店主で、この商品を監修したのは、東池袋大勝軒の創業者で「つけ麺の生みの親」などと呼ばれていた山岸一雄の孫弟子である富田治氏だ。中華蕎麦とみ田は、かなり濃厚な豚骨魚介スープと自家製麺にこだわり抜いていることでも定評がある。

この商品を手にしたときに気付くのは、金と黒の重厚感や威厳すら感じさせる豪華なパッケージと、ずっしりとした重みだ。

それもそのはず、なんと麺は400gという大盛の量が入っている。麺の他にはスープのみで具材は入っておらずシンプルだ。そんなシンプルさも、中華蕎麦とみ田の店舗で提供しているつけ麺に似ており、期待で気持ちが昂る。

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=袋の下から水が切れる仕様(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

作り方は、スープを沸騰した湯の中に入れてボイルし、麺は電子レンジで加熱した後、流水で冷やし、よく水を切って盛り付けたら完成だ。

つけ麺において大切なのが茹でた麺をしっかりと流水で冷やすという工程だが、ここに一つの工夫があった。麺の入った袋の下部に予め穴がいくつか開いているため、ザルを準備する必要なくそのまま袋を水切りザルとして使用できることだ。

食後の洗い物は少ないに越したことはないので、このアイディアは大変画期的だ。

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=太麺からは小麦の良い香りが漂う(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

盛り付けると、麺からは小麦の優しくほのかな香り、スープからは甘く豚骨と魚介を思わせる良い香りが漂い食欲をそそる。

一口あえてスープに浸さずに麺だけで食べてみると、噛むたびに甘さを感じモチモチしたしっかりとした弾力が印象的だった。

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=超濃厚スープに麺がしっかりと絡む(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

スープに浸けて食べると太麺がしっかりと濃厚なスープと絡まり、豚骨、かつお節など魚介の幾重にも重なる風味が鼻の奥へ突き抜けていく。濃厚で甘口のスープは口の中でねっとりとまとわりつくような感覚が残り、筆者はしばらくその余韻に浸ってしまった。

スープも麺もまさに店で出せるレベルだと感じるほどクオリティが高く、本当に美味しくて感動した。こんなに本格的なつけ麺が516円で食べられるとは、コスパまで良く最高だ。

時間に余裕があればゆで卵や茹で野菜などをトッピングすれば、美味しさに加えて栄養バランスも良いだろう。麺も大盛でおなかも気持ちも大満足の一品をぜひ一度味わっていただきたい。

7プレミアムゴールド 金の醤油らぁ麺 494円

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=品の良いパッケージの金×白(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

監修を手掛けたらぁ麺飯田商店は、神奈川県の湯河原に店舗を構え、メディアにもたびたび登場する有名店。知名度も高く、間違いなく現在のラーメン業界を牽引する店の一店だろう。

Webサイトを見ると化学調味料を一切使用せず、鶏、豚、醤油だれ、塩、自家製麺と全てにおいてこだわり抜いていることも覗える。

胸を躍らせ雅やかなパッケージを開けると、麺と2種類の液体が入っていた。なぜ2種類かというと、スープに入れるダシの「かえし」と「スープ」が別々に分かれているためだ。

厳選醤油の風味を生かすため、また食べる直前に混ぜ合わせることで最大限美味しく食べられる工夫がされているとのことで、こだわりを感じる。

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=鍋でつくる本格派(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

作り方は、かえしとスープを湯煎で解凍したらかえしは器に入れ、スープは水を入れた鍋にかけて麺を2分程度茹でひと煮立ちすれば出来上がりだ。

具は一切入っていないため、シンプルにスープや麺の味だけを堪能できる。ネギなどの薬味や具を一切入れないのは、麺とスープをしっかりと味わってほしい思いと自信の表れなのかもしれない。

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=キラキラと光る美しいスープ(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

盛り付けるとキラキラと光る透明なスープから、醤油や鶏ガラなど優しいけれどしっかり主張ある芳香が漂う。ツルッとした細麺にスープが絡みやすく、食べてみると口いっぱいに小麦と油の甘さを感じられた。あっさりに見せかけて実はこってり要素があり、上品でまろやかの中に時々キリッとしたコク深さもある。

この様々な顔を見せる計算しつくされた味は、監修した飯田氏がらぁ麺飯田商店の看板メニューであるしょうゆらぁ麺を、こだわりの原材料や製法で表現したというだけある美味さだ。

セブン-イレブンの「監修・コラボ商品」が美味しすぎる!話題の「冷凍麺」を実食レポート
(画像=家にあった野菜をトッピング(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

まずは麺とスープだけを味わい、途中からほうれん草をトッピングとして加えてみたが、これまた相性抜群で美味しかった。ラーメン一杯に注がれた情熱をひしひしと感じられる渾身の一品、ぜひお試しあれ。