寒波を超えてから晴れた日が多く、外で過ごしやすい日が多くなってきた2月の釜山。
とはいうものの、まだまだ寒い日が続いています。
今回は釜山の中心地から少し離れた機張（キジャン）エリアにあるお寺の海東龍宮寺（ヘドンヨングンサ）を紹介します。
海東龍宮寺で願い事を1つ心の底から願うと叶うと言われており、ご利益があるだけでなく綺麗な景色も見られることから、観光客だけでなく釜山に住んでいる現地の人まで多く訪れるスポットです。お寺の近くには釜山唯一のテーマパークであるロッテワールドやアウトレットモール、釜山で人気のカフェもあるので、ぜひ訪れてみてください。
目次
釜山・機張エリアは美味しいご飯におしゃれなカフェが勢ぞろい
海東龍宮寺は到着するまでの道のりも見どころがたくさん
釜山・機張エリアは美味しいご飯におしゃれなカフェが勢ぞろい
釜山の中心地から少し離れたエリアにある機張は、海に面しているため海産物が有名です。
特にこの港周辺で獲れるワカメとカタクチイワシが有名で、機張の海沿いの飲食店を見てみると、カタクチイワシのお店がずらりと並んでいるほど。明るいうちに市場を訪れると、多くのお店がずらりと並んているのを見られます。
また、最近の釜山では大きい建物のカフェがトレンドなのですが、機張にも大きなカフェができたことでさらに多くの人が訪れるようになりました。
美味しいお店だけでなく、海沿いの町なだけに綺麗な海の景色を眺められるスポットもたくさんあるので、中心地の賑やかな雰囲気とはまた異なって自然を感じられるのも見ところです。
海東龍宮寺は到着するまでの道のりも見どころがたくさん
海東龍宮寺は1376年に建てられた寺院で、当時草木が枯れ、人々の心も荒れていたところに、和尚が「この地に寺院を立てると国が安定するだろう」というお告げを夢で見たことでこの海東龍宮寺を建てたのが由来とされています。
海東龍宮寺は海雲台から車で約40分の位置にありますが、お寺の入り口までは長い坂を登るので、バスやタクシーを利用して行くのが良いでしょう。
また階段や不安定な足場が多いので、スニーカーで行くのがおすすめです。
長い坂を登ると、観光地ならではのお土産屋さんやおでん屋さんなどのお店が両脇にずらりと並び、すっかりコロナ前の活気が戻ったように見えました。
美味しそうな食べ物に誘惑されつつもお寺の入り口前に到着。入り口前には干支の石像が並び、ここで自分の干支の石像と一緒に写真を撮る人がたくさんいました。
早速本堂に向かって歩いて行きます。
階段を下ると本堂と絶景が...
入り口から本堂に向かう道中に続く長い階段がありますが、この段は108段あり、人間の煩悩の数と同じと言われています。全て下ると煩悩が無くなり、心が安定するといわれています。
階段を下って気分がすっきりするのと同時に視界がひらけて、海と本堂が見えてきます。
崖の上に立つ海東龍宮寺はなんとも神秘的です。
綺麗な景色が広がるので足を止めたくなりますが、たくさんの人がひっきりなしに来るのでひたすら進みます。橋を渡っていざ本堂へ。
カラフルな本堂ではお坊さんがお経を唱えており、中へは自由に出入りができます。この本堂で1つだけ心から叶えたいことを願うと叶うという言い伝えがあります。
私もこの本堂で心の底から叶えたいお願いごとをしてきました。
