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Honda AMVの3代目プロトタイプをアメリカで公開
積載量が倍以上に進化!そのほかの性能も向上

Honda AMVの3代目プロトタイプをアメリカで公開

ホンダがプラットフォーム型自律移動モビリティ実験車『AMV』の3代目を公開
(画像=『MOBY』より 引用)

ホンダの米国法人は、現地時間2023年3月6日にプラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両「Honda Autonomous Work Vehicle(Honda AWV)」の3代目となるプロトタイプを、2023年3月14日からアメリカ・ラスベガスで行われる建設機械の見本市「CONEXPO-CON/AGG 2023」で公開することを発表しました。

Honda AWVは、「人の可能性を拡大する」をテーマにした、上部のアタッチメントを交換することで消火活動や農作業、スポーツのトレーニングサポートなどに活用することを目指したロボティクスデバイス「3E-D18」のコンセプトを基に開発された、頑丈で耐久性の高い電動モビリティです。

GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知機能、その他のセンサー類を駆使して自律的に走行し、アタッチメントやツールの追加で、運搬をはじめ、さまざまな作業に活用できるプラットフォームとなっています。

積載量が倍以上に進化!そのほかの性能も向上

2021年に米国南西部の大規模太陽光発電所の建設現場でHonda AWVの2代目のプロトタイプによる実走行テストを実施したホンダは、こうしたテストを通じて得た知見を踏まえ、3代目では各性能を向上させたと発表。

2代目プロトタイプと比べ、積載量を400キログラムから907キログラムへ拡大したほか、GPSなど衛星測位システムの利用が難しい場所でのナビゲーション改善や、道路上に停止している障害物に対する回避機能の強化、タブレット端末ベースのシンプルなプログラミングインタフェース採用が変化点として挙げられています。

ホンダはHonda AWVについて、建設業界や未舗装路での自律システムを求めるその他の業界に、より高い効率性や労働生産性、そして優れた環境性能をもたらす可能性があると説明しました。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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