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セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央のプレーに厳しい目が向けられている。同選手は今月11日のスコティッシュカップ準々決勝・ハーツ戦で相手選手からタックルを受けていたが、SFA(スコットランドサッカー協会)の元審判員は旗手怜央のダイブを主張。同選手に出場停止処分を科すよう訴えた。
旗手怜央はハーツ戦で先発出場すると、2-0で迎えた61分にMFオレスティス・キオムルツォグルとのコンタクトプレーで転倒。主審はキオムルツォグルにイエローカードを提示していた。
しかし元審判員のスティーブ・コンロイ氏は、英メディア『Grosvenor Sport』のインタビューで「我々は以前から、あからさまな不正行為に対して遡ってレッドカードを出して、2試合の出場停止処分にすべきだと主張してきた。ダイブが反則行為ではないので、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)が関与できないという異常事態が起きている」と、ダイブに関する問題点に言及。
「旗手怜央はスコットランドサッカー界で素晴らしい選手だが、あのダイブは酷い。なぜSFAはこうした行為に対して遡って処分しないのか理解できない」と、同選手のプレーやSFAの対応に怒りをあらわにしている。
なおセルティックは今月19日にスコットランド1部リーグ・ハイバーニアン戦に臨む。そして代表ウィークによる中断期間をへて、来月2日にはロス・カウンティと対戦する。旗手怜央のプレーに対する批判が沸き起こる中、SFAが同選手に出場停止処分を科すのか注目が集まる。