下北ジガー定番ジグ
移動中に常連の方にお話を聞くとP-BOY持ってないの?あれないと釣れないよとのこと。下北ジガーには定番のようで、お借りしてジグを見ると、角ばり抜けが悪そうで引きも重そうなところは全く使用しているジグと違う。一世代前の自走距離が短く、動きが鈍くイレギュラーな動きが少なそうなルアーである。
試しに少々お借りして実釣してみると、やはり抜けが悪いが、どうやら捕食が下手なサクラマスはこのような動きがお好きなようで、フォルムや落下姿勢がかなり影響しているようにに伺える。下北サクラマスの鉄板が知床で通用するのか次回試してみたい。
確かにベイトはお腹を開けると15cm程度のマイワシが入っており、ブルピン系に軍配が上がることも頷ける。また、比重の低い鉄ジグを使用して釣果を上げられており、しっかりとリヤフックが口にかかっているところを見ると間違いないだろう。
最終釣果
船の餌釣りメインの筆者は、ジギングは遊びがほとんどではあるが、完全なる予習不足だった。
終了の午後一時半、終わってみれば船中61本、竿頭11本、筆者3本と散々たる結果であり、ご当地釣具店で情報を仕入れていなかったことを深く反省させられた釣行となった。なお、竿頭、大物賞にはタコが送られていた。
周辺お役立ち情報
野牛漁港付近には宿泊施設、コンビニがないので、用事はむつ市内で済ます必要がある。
この時期、有名な大間のマグロは禁漁であるが、1時間以内で行ける距離に本マグロを頂ける店が数軒あるので立ち寄ってみてはいかがだろうか。
釣具屋
また、大間にも釣具店があり、マグロ漁師も愛用している釣り針等充実したフィッシングインササヤのとても愛想が良い女将さんが色々と教えていただけるのでお邪魔してみると面白いと思う。筆者は漁師愛用のマグロ針を記念に購入した。なお、むつ市内には一軒、フィッシングハウスキヤがある。
<前島宣秀/TSURINEWSライター>
第15桂喜丸
出船場所:野牛漁港