前回、キッズプラザ大阪を訪れた時は小学生の親戚のこどもたちを連れて行きました。

姪っ子(2歳&7ヶ月)ができたので、行ってみたいなーと思いつつ、「ちょっと早いかな。。」「いや、いける!!」と、今回の訪問を実際に決めるまで結構時間がかかりました。

インターネットで検索してみると「キッズプラザ大阪 何歳から」「キッズプラザ大阪 幼児楽しめる?」などの推測ワードが出てきます。

「ここは!!私が!自ら!!体験しなければ!」と言う訳で、大人2名・幼児1名(2歳)・乳児1名(7ヶ月)で、初の子連れ取材!キッズプラザ大阪に行ってきました!

目次

キッズプラザ大阪の基本情報

(画像=たびこふれより引用)

キッズプラザ大阪は、1997年7月に誕生した、日本ではじめての本格的なこどものための博物館。「こどもたちが楽しい遊びや体験を通じて学び、創造性を培い、可能性や個性を伸ばす」ことが基本理念です。

キッズプラザ大阪

  • 住 所:〒530-0025 大阪市北区扇町2-1-7
  • 営業時間:9:30~17:00(現在は9:30~16:30)
  • 休館日:第2・第3月曜日(祝日の場合は翌日)、8月は第4月曜日、年末年始(12月28日~1月2日)、臨時休館あり 
  • 料 金:大人(高校生以上)1,400円/小人(小・中学生)800円、(3歳以上)500円
  • TEL:06-6311-6601

アクセス

(画像=たびこふれより引用)

オススメは1番近い大阪メトロ堺筋線「扇町駅」、2号出口からすぐです。

2号出口の近くにエレベーターがあるのでベビーカーがある場合も安心です。このエレベーターが最寄り出口近くにあり、公園内を歩いてキッズプラザ大阪に行けます。さらに、道路を通らなくて良い点も小さなお子様連れだと安心ポイントだと思います。

他には、JR環状線の「天満駅」から徒歩3分です。こちらは、華やかな天神橋筋商店街をチラッと見られたりして、それもまた楽しいです。

車の場合、専用駐車場はありませんが、カンテレ扇町スクエア駐車場(TEL06-6809-2360)が便利です。

チケット情報

(画像=たびこふれより引用)

チケットは、かわいいゲートをくぐり抜けたところにある券売機で購入します。

  • 大人(高校生以上)1,400円(65歳以上:年齢証明持参700円)
  • 小人(小・中学生)800円
  • 幼児(3歳以上)500円

※障がい者手帳所有者及び介護者1名は手帳の提示で上記の半額(幼児は200円)

(画像=たびこふれより引用)

キッズプラザ大阪は当日に限り再入場が可能です。お昼は天神橋筋商店街で食べて、またキッズプラザで遊ぶ!なんてことも出来ちゃいます!半券をなくさないでくださいね。

ちなみに、私が遊びに行った時は、ゲートに「LINEでともだち登録して、お友達登録ありがとうクーポン」の告知チラシが貼ってありましたので、事前に要チェック!ですね。

※割引内容は、有効期限があったり内容が変更になったりする場合もありますので、現地や公式LINEアカウントにて再度ご確認ください。

1F:どんなもん階

(画像=たびこふれより引用)

入館すると、大きなボールじかけのおもちゃの「ボールサーカス」がみんなを待っています。こどもたちは、「早く中へ行きたい!」と駆け出してしまいがちですが、「ボールサーカス」も本当におもしろくて、ずっと見ていられるんですよね~!

インフォメーションには、館内での車椅子やベビーカーの貸出がありますのでぜひ利用しましょう。

(画像=たびこふれより引用)

結構、館内は広いです。もちろん、入館時にハイテクな検温があり、こどもでも分かりやすいシルシで館内はソーシャルディスタンスが取られています。しっかり守って楽しく遊びましょう!

(画像=たびこふれより引用)

そして、「ふしぎなトンネル」を抜けたら、エレベーターで5階まで上がって、いよいよです!

5F:やってみる階

(画像=たびこふれより引用)

科学コーナーでは人気の「人が入れるしゃぼん玉」。こどもたちがどんどん並ぶので、休むこと無くしゃぼん玉が作られ、どんどん中に入っていきます。ぐーんと、バーを上げる大人は、筋肉痛になりそうです。でも、こどもたちは、すごーく喜んでくれますよ。

(画像=たびこふれより引用)

上の写真の「じゃぶじゃぶポンプ」は、みんなで協力して色んなポンプを動かし、真ん中のタルに水を溜めます。小さい子から、ちょっとお兄さん・お姉さんまで。初めて会った同士も、心をひとつに共同作業です。

みんなで頑張って、タルから水がざばーんと溢れる瞬間には、びっくりと達成感の波がやってきます。

(画像=たびこふれより引用)

私のイチオシは「パタパタphotoアニメ」。みんなでポーズを決めて2枚写真を撮ったら、機械がアニメにしてくれます。

7ヶ月の赤ちゃんもベビーカーに乗ったまま参加できるので、アニメの動画を撮り、4人みんなのオモシロ記念写真になりました!(普段遊びに行った時は必死で、全員集合の写真がいつも撮れません...笑)

(画像=たびこふれより引用)

体のコーナーでは「ホネガシャ(人骨のパズル)」や「ほねほねスキャン」で、不思議なダンスを楽しむことも出来ます。「わいわいスタジオ」では、クロマキーを利用した合成画像に登場することもできます。

(画像=たびこふれより引用)

そして「多文化ひろば」では、色んな国のお家の中に各国の民族衣装や楽器が飾られていて、楽器を演奏したり、おもちゃで遊んだりできます。※現在、衣装体験はお休み中でした。

(画像=たびこふれより引用)

実は、我がファミリーは「大阪のまつり」で大フィバー。みんなで太鼓を叩き合奏!!もうすぐ2歳児の姪も、いい年の大人も、太鼓を叩くのは楽しい!!みたいでした。

「世界のこんにちは」が聞ける地球儀や、世界の家のコーナーではミニチュアの世界の人をギコギコと動かすことも出来ちゃいます。

ここは、土や木の匂いのしそうな楽器やおもちゃのある、楽しいけれどほっこりと癒される素朴で優しい空間の様に感じました。

(画像=たびこふれより引用)

社会コーナーのバリアタウンでは、おなじみ(私にとっては)京阪電車が!!改札も券売機もあります。こどもたちとこどもの心を忘れない鉄道好きにはたまらないコーナーです。

でも1両ですから、みんな、順番に譲り合いながら座って、出発進行ー!です(心の中で)。ここでは、車椅子(今はお休みでした)でのバリアフリー視点で街を見る体験ができます。

(画像=たびこふれより引用)

そして、その横にあるのが、手でみる・目でみるのコーナーです。ここでは、手で触って「これ何かな?」と見えない中でさぐって感じたり、真っ暗なボックスに手を入れて電話をかける体験もできます。

色んな人の立場を体験をすることで「今、困ってないかな?」「こんなお手伝いしてほしいかな?」と、優しい発見がこども達(大人も)の心に、どんどん湧いてくるのでは無いでしょうか?

ちなみに、ここから見える大きな丸窓の景色が最高!です。他にも、色んな展示を『やってみる』ことができますので、チャレンジして楽しんでくださいね。

4F:あそぼう階

(画像=たびこふれより引用)

ここは、5階に比べると少し年齢の低い子たちも、遊べるエリアです。

お待たせしました!7ヶ月のベイビーちゃん。カラフルなキッズプラザに目をぱちくりでグズらずここまで来ましたが、どうぞ!「ピーカーブー」コーナー(赤ちゃんのためのプレイルーム)です。

コロナ禍で、キッズスペースなどにデビュー出来なかったせいか、めちゃくちゃニコニコでハイハイ&ハイハイです。月齢の近い子達やそのご家族さんとも触れ合えてほのぼの空間ですね。

ここには、ぬくもりを感じる木のおもちゃもありますし、授乳ルームも併設していますので安心してゆっくり遊ばせてあげられます。私が訪問した日は、1歳以下と思われる乳児さんがたくさんいて驚きましたが、7ヶ月ちゃんは、大喜びでした。色々な工夫がなされていて、まさに触って感じられるスペースでした。

(画像=たびこふれより引用)

そして、こどもの街です。フンデルトヴァッサーさんの世界で唯一の室内作品です。フンデルトヴァッサーさんは、『商店建築』という専門誌のインタビューで「キッズプラザ大阪での私の仕事が、こどもたちにとって、魂の救済、五感への悦び、そして心躍るものになることを祈っている」と語っています。

大人から見るとかわいい!子供から見ると楽しい!お城のアドベンチャー迷路でしょうか。こども達の創造力を大切に思うフンデルトヴァッサーさんの作品らしい、広がりと遊び心が感じられるのでは無いでしょうか?

ちなみに、大阪市にはフンデルトヴァッサーさんの屋外建築・舞洲のスラッジセンターと工場があります。以前に工場見学をしましたが、こどもの街を見たら、こちらにも興味が湧くかもしれませんね!

(画像=たびこふれより引用)

続いて、2歳女子がハイテンションになったのが、キッズストリートです。お店屋さんごっこや、スーパーマーケットでお買い物&レジ体験ができるのです。

セルフレジってソーシャルディスタンスですね。買って、レジ、買って、レジ・・永遠に続けるので大変でしたが、本人はとっても楽しそうでした。

色んなお店で次々に店員さんになりきります。意外と大人の仕草を見ていて真似するのでびっくり!アイス屋さんや、たこ焼き屋さん。郵便局ではぬりえもできます。記念にキッズプラザのマスコットキャラクターあいちゃんとゆうくんに色づけも出来ます。

便利な4F

4階には、多目的ルームや休憩スペースがあります(飲食可)。手軽に食べられる物を買い込んで訪問してもいいですよね。

商店街の近くにコンビニやファーストフードもたくさんあります。

(画像=たびこふれより引用)

ロッカーは、5階、4階、3階にあります。(入れたお金は、出す時に返金されます。ありがたいです。)各階のお手洗いは、清潔で、おむつ台が安定していて快適でした。おむつ替えの時に、安心してゴロンしてくれました。

4階の「ピーカーブー」にはベビーカー置き場もありますので、小さい子でも安心して乗せたり歩かせたり出来ますね!

(画像=たびこふれより引用)

そしてびっくりしたのですが、充電器もありました!こどものあまりの可愛さに、写真やら動画やら撮りまくって、充電が極少になってしまっても、ここを覚えておけば大丈夫です。

(画像=たびこふれより引用)

各階に自販機やベンチもありますので、疲れたらしっかりお休みしましょう。大人もこどもも無理は禁物です。

3F:つくろう階

(画像=たびこふれより引用)

上から順に降りてくると最後が3階です。でももちろん、行ったり来たり戻って上の階にも行けますから安心してくださいね。

3階には「創作工房」や、自分で書いたイラストを動かすことができる「コンピュータ工房」、「デジタル体感ひろばアクア」などがあります。

スタッフのお兄さんが「フライングシルエット」の遊び方を教えてくれました。こちらも、みんなで協力して木のバランスをとります。言葉が無くても伝わるので色んな国や年齢のこどもたちが一緒に、びょ~いとぶら下ることができます。

キッズプラザ大阪は、こんな感じで、声かけ無しでも、ここではじめまして!のお友達と一緒に遊べるコーナーがたくさんあります。シャイなこどもや、小さくてうまく話せないこどもでも、自然と色んな年齢の友達と遊べるところが「素敵だなあ」と感じました。

(画像=たびこふれより引用)

「ひとコマアニメーション」コーナーでは、ペンタブレットでお絵かきをし、ボタンをおすとアニメーション化されます。体験後には目の前の端末だけではなく、大きなモニターでも見られるので、嬉しいですね。

(画像=たびこふれより引用)

出口を出るとミュージアムショップがあって、おもしろいお土産がたくさんあります。来館の思い出にひとついかがでしょう?

(画像=たびこふれより引用)

オリジナルグッズもめちゃくちゃ可愛いです。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組み

(画像=たびこふれより引用)

入口にもしっかりコロナ対策が表示してあり、安心ですね。お子さんと一緒に読んでおきましょう。

現在の状況により、私が訪問した時はいくつかの展示物はお休みになっていました。最新情報は、現在のあそべる(開室)展示物と、休止の展示物をご覧ください。(リンクが切れましたら、公式ホームページよりご確認ください)また時間を限定している展示もありましたので、しっかり確認して楽しみたいですね!

ふしぎの国に帰ったような

(画像=たびこふれより引用)

コンピューターや科学や物理を使った最新式の展示や体験。遠い外国の楽器に触れ合えて驚く一方でしたが、しっかりと研修を受けた親しみやすいインタープリターさん(ミュージアムボランティア)が気軽に声をかけてくださいます。

写真はコロナ禍のソーシャルディスタンスだからこそ?編み出されたデジタルディスタンスコーナで、2歳でも手取り足取り教えていただき、車を動かし、真剣な様子です。

たくさんの不思議と出会えて、どこか懐かしい。キッズプラザ大阪は、こどもも大人も優しい気持ちになれて、色んな事を学べて、安心して遊べる場所だなと感じました。楽しい1日でした!

提供元・たびこふれ

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