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住宅ローンの審査に通らなかったら
住宅ローンの審査に通るための準備も必要
住宅ローンの審査に通らなかったら
万が一住宅ローンの審査に通らなかった場合の対策方法についても、解説しておきます。方法によっては審査に通る可能性もあるので、検討してみて下さい。
住宅ローンの審査落ちの理由が分かれば対策もある
住宅ローンの審査に落ちてしまった場合、まずはその理由を精査しましょう。金融機関も、明確な回答ではありませんが、改善すべきポイントは教えてくれるはずです。その結果、個人情報に誤りがあった場合や、ローン額が大きすぎた場合は、それらを修正して再審査にかけることが可能です。
また、どうしても借入額を落としたくない場合は、他の金融機関で審査にかけてみるという方法もあります。確率は低いですが、金融機関を変更するとローンが通過するというケースも存在します。
その他に、年収や勤続年数が原因で審査落ちした場合は「フラット35」を利用してみるのもおすすめです。フラット35は、全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱う住宅ローンで、全期間を通して金利が変動しないという特徴があります。
更に、最低所得金額に関する制限がないため、収入の低い方や勤続年数が少ない方でも審査に通りやすいというメリットもあるのです。
銀行以外の住宅ローンを利用するのも一手
審査のハードルが高いと思ったら、銀行ではない金融機関である「ノンバンク」で住宅ローンを組むという方法もあります。ノンバンクとは、銀行とは異なり融資業務に特化した金融機関であり、銀行に比べて審査基準が多少緩やかであったり、審査に通りやすいというメリットを持ちます。
しかし、一般的には銀行よりも金利が高く、金利のタイプも少ないというデメリットもあるため、両方のメリット・デメリットを照らし合わせながら検討してみるのがおすすめです。
住宅ローンの審査に通るための準備も必要
住宅ローンの審査にかける前に、できる準備は事前に行っておきましょう。まず、他社の借入がある場合は、できる限り完済しておきます。特にクレジットカードのリボ払い残高やマイカーローンなどは、一括返済できる額であれば全て払っておくのが賢明です。
また、ローン額を減らす必要がある場合は、貯金をして頭金を増やせば良いのです。マイホームを建てると決めているならば、できる限りの頭金を用意しておくと返済の負担も減ります。
他にも、過去に支払いの遅延をした自覚がある場合は、信用情報機関に開示請求をすると、自身の信用情報の現状を確認できます。不安な場合は、事前に申請しておきましょう。