株式会社SANKO MARKETING FOODS(本社:東京都中央区、代表取締役:長澤成博、証券コード:2762、以下、「当社」といいます)は、魚食文化の復興のために、様々な活動を行っております。今回は日本最大級の魚介グルメの祭典「SAKANA&JAPAN FESTIVAL 2023(魚ジャパンフェス)」と同時開催される「発見!ふくしまお魚まつり」にて福島県の魚介のイメージアップと消費の拡大も目指しています。

- 福島復興の願いを込めて

暖かい海流の黒潮と冷たい海流の親潮がぶつかる福島県沖の海域で獲れる魚介類は「常磐(じょうばん)もの」と呼ばれ、昔から市場で高く評価されてきました。親潮で発生したエサ(プランクトン)を食べて大きくなった魚介類が多く生息する豊かな海です。マグロやヒラメ、カレイ、タコ、シラウオ、ノドグロなど、水揚げされる魚介類は年間150種類以上にも上ります。水揚げされた魚はツヤがあり肉厚。その鮮度と質の高さは、「常磐もの」として、日本全国に知られていました。
しかし、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、漁獲量は大きく落ち込んだままです。

福島県では現在も、その日に獲れた全魚種を対象に放射性物質の検査が行われており、安全性が確認された魚介類だけが出荷・販売されています。ぜひこの機会に、「常磐もの」をご賞味ください。
- 開催期間中、福島県から毎日届く160㎏の鮮魚!
イベント期間中は福島県から毎日約160キロの鮮魚が店舗に届けられ、早朝から仕込みをして会場に届けられます。寿司ネタとして入荷が予定されている魚種の一つひとつに美味しいものを届けたいというストーリーがあります。
♦福島丸メバチマグロ

福島県立小名浜海星高校実習船”福島丸”で高校生が、約50日間を船上で過ごし、遠くハワイ沖にて漁獲してきたメバチマグロです。
◆メイプルサーモン

福島県の養魚場が、カナダ原産のニジマスの卵をもとに、何代もの選抜育種を繰り返した上で完成させた大型トラウトです。カナダを代表する樹木メイプルから命名されました。脂の乗りがよく、身が締まり臭みなく仕上がっています。
♦シラウオ

福島県沿岸域では冬春期に船びき網やさし網でシラウオ漁が行われております。漁獲物のほとんどはイシカワシラウオで、シラウオのなかでも高級とされています。12~4月の今の時期がまさに旬。新鮮なものほど透明で、プチっとした食感が楽しめる。漁獲したその日のうちに急速冷凍することで、地元で食べるのと変わらない鮮度を保っています。
♦タコ

プランクトンが豊富ないわき沖の漁場で育った「常磐もの」のタコは、アワビやカニを主食としているため、うま味のある風味豊かな味わいが特徴です。
♦ヒラメ

太平洋の荒波で、かつ栄養豊かな潮目の海で育まれた福島県のヒラメは、「常磐もの」と称され、市場でも高い評価を得ています。身がしまり、適度な脂ものった、味わい深い上品な逸品です。
※天候により、魚種が変更になる場合がございます。