まもなく設立200年を迎える英国の美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」。
小学館の通販メディア「小学館百貨店」と同館とが提携し、所蔵名画をモチーフにしたオリジナル商品を展開する。
海外の有名ハイブランドのライセンス企画も手がける国内屈指のバッグメーカー・クイーポ社のオリジナルブランド「創悦」とコラボレーション。ファン・ゴッホ『ひまわり』とモネ『睡蓮の池』を大胆にあしらった、美麗なレザートートバッグとレザーショルダーバッグを「小学館百貨店」にて発売した。
世界的名画をあしらった一生もののレザーバッグ
今回誕生したバッグ2種の素材には、キメが細かく強度にも優れた中成牛の「キップ」と称されるヌメ革を使用。迫力ある芸術作品を再現するため、染色を施していないヌメ革の全面に絵画をプリントするというシンプルなデザインを採用した。
革へのプリントと風合い加工は、大正時代から続く老舗染革工房が担当。上質なヌメ革に何度も色調整をしながらインクジェットプリンターで印刷をし、ロウをかける。
裁断と縫製には、40年以上のキャリアをもつ熟練職人が携わっている。同製品の縫製には天然繊維のコットン撚糸を使用しているが、これには専用ミシンが必要で、縫い手の高度な技術が欠かせない。さらに、縫う時間も化繊糸より3~4倍かかる。
こうして仕上がったレザーバッグは、まさに匠の技が結集した逸品と言えるだろう。
B4サイズがすんなり入るレザートートバッグ
トートバッグは各柄ともに、表と裏で絵画の別の箇所をプリント。裏側には公認の証として、「ロンドン ナショナル・ギャラリー」のロゴを金で箔押ししている。
軽くて持ちやすく、B4サイズほどの書類であれば縦に収納可能。さらにオープンポケットも1つ備えている。
内側にも同館と「創悦」のロゴを型押しし、特別感ある仕上げに。
トートバッグは2way仕様で、底部のホックを留めるとマチができる。もちろん、マチを外しても革のシワが自然になじむようこだわった。
レザーショルダーバッグをコーデのアクセントに
ショルダーバッグも各柄ともに、表と裏で絵画の別の箇所をプリント。トートバッグと同様に裏側には「ロンドン ナショナル・ギャラリー」のロゴを金で箔押ししたほか、ICカードなどが入るオープンポケットもデザインした。
ベルトは長さの調節が可能なので、たすき掛けにしてもOK。
いずれも、油絵で描かれた名画と革の重厚感が見事に調和したレザーバッグ。コーディネートを格上げしてくれる逸品であることは間違いない。
(IKKI)
※価格は全て税込