パートナーシップコンセプトは「JAPAN PRIDE」

 アパホテルは7日、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結すると発表した。

 アパホテル株式会社(本社:東京都港区赤坂、社長:元谷芙美子)は、2023年3月1日から2026年12月31日迄、サッカー日本代表のJFAナショナルチームパートナー契約を、公益財団法人日本サッカー協会(所在地:東京都文京区、会長:田嶋幸三氏、以下「JFA ※Japan Football Association」)の締結を発表しました。 これに伴い、JFA会長田嶋幸三氏、元日本代表でJFA専務理事の宮本恒靖氏をお呼びして、3月7日(火)に『JFA・アパホテル サッカー日本代表パートナシップ契約基本合意 記者会見』を開催しました。

アパ、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結
(画像=『観光経済新聞』より 引用)
アパ、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結
(画像=『観光経済新聞』より 引用)

■『JFAナショナルチームパートナー契約』を締結!今後について「日本代表を少しでも後押ししたい」
記者会見では、JFA田嶋会長がパートナーシップ締結への感謝と今後の取り組みへの期待を発表。アパホテルとの締結について「長く続いたコロナ禍の影響に加え、電力需要の逼迫、エネルギー資源価格の高騰など、厳しい状況の中パートナーシップに合意していただけたことに感謝しております」とコメントしました。また、「各カテゴリー日本代表にとって、またファンサポーターをはじめとする多くの皆様にとってわくわくするアクティベーションを提供していただくことになっています。JFAが持つ資源、アパホテルのブランド力と全国を網羅するネットワークを融合させて、新しい価値を生み出していくことが日本代表の評価にも繋がる。アパホテルと共同し、誇り高き日本代表を作っていきたい」と、展望を明らかにしました。

アパ、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結
(画像=『観光経済新聞』より 引用)

 続いて、アパホテル株式会社 元谷芙美子取締役社長より挨拶。本記者会見の開催地について、「アパホテル&リゾート〈横浜ベイタワー〉は、国内最大級の総客室数2,311室を誇るホテルです。今回、貢献できたことを本当に良かったと思っています」とコメントしました。

また、昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会でのSAMURAI BLUE(日本代表)の健闘を振り返り「次々と強豪国を倒し、私たちに感動を与えてくれていた。睡眠時間を削ってでも試合を見なければと思うほど、応援していました」と熱い想いを語り、パートナーシップにかける想いについては「ホテル業界として初のパートナー契約ということで、アパに白羽の矢をたてていただいたこと、光栄に思います。これから日本代表をサポートするにあたり、応援するに相応しい会社を目指し、今後もよい業績を残せるよう、頑張っていきたいと思います」とコメントしました。

アパ、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結
(画像=『観光経済新聞』より 引用)

■アパグループ 社長兼CEO元谷一志よりコンセプトを発表「アプリの活用を重視。登録数700万人目指す」

記者会見の中盤では、アパグループ 元谷一志社長兼CEOよりアパホテルとサッカーとの関係性について「2009年より子どもたちのサッカー技術の向上と普及を目的に、10年間連続でサッカークリニックを開催し、またアパ名蹴会レジェンドカップアンダー11のサッカー大会もを実施しておりました」と回顧。今回について「草の根でやってきたことが今回のパートナーシップ契約に繋がったことが嬉しい」と喜びを伝え「時代が変化してもアパが選ばれるためには活力ある企業としてサステナブル経営を目指す点においても、大事な中期経営計画となっています。また、業界トップを誇る登録数のアパアプリを重要視し、倍増の700万に到達することを目標にしています」と、展望を語りました。
また、アパグループが昨年5月より始動した、新たな5ヶ年計画「AIM5 ~APA Innovative Movement」について発表。パートナーシップの「JAPAN PRIDE 日本はもっと強くなれる。」のコンセプトメッセージについて言及し、「今後、各地施設を日本代表の拠点としてご活用していただき、より提携を強化して参りたいと思います」と、日本代表をサポートし続ける強い意志を表明しました。
その後、「JAPAN PRIDE」のコンセプトのもと、PRIDEの5つの頭文字「People」「ROI」「Identity」「DX」「ESG」の領域で、各種活動を展開していくことを説明。ホテルサービスにこれまでない新たな付加価値を加えることを発表し「革新的な事業共創を通して、SAMURAI BLUE(日本代表)をはじめとした日本代表を応援するとともに、中期経営計画を力強く推進して参ります」と力強く語り、プレゼンテーションを終えました。

アパ、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結
(画像=『観光経済新聞』より 引用)

■宮本専務理事「チャレンジする、世界に向かっていく気持ちも大事にしながら関係を作っていきたい」
続いて「JAPAN PRIDE」のコンセプトを表現した新CMを見終えた宮本専務理事は「「JAPAN PRIDE」といったキャッチーな言葉にまず感銘を受けました。我々も中期経営計画を考えている段階なので、その点においても勉強になります」とコメント。また、「我々が持っているスポーツ、サッカーとしての力を世界に還元してくことにもチャレンジしていきたい。世界に向かっていくという気持ちを大事にしながら、これからもよい関係を作っていけたらと思っています」と、今後の意気込みを力強く答えました。

アパ、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結
(画像=『観光経済新聞』より 引用)

■調印式・ユニフォームの贈呈、「JAPAN PRIDE」を胸に掲げたフォトセッションを実施

終盤には、パートナーシップ基本契約合意の調印式を実施。JFA田嶋会長、アパホテル 芙美子社長が調印書に署名を行い、熱い握手を交わしました。その後、サッカー日本代表のユニフォームの贈呈が行われ、宮本専務理事とアパホテル 芙美子社長のフォトタイムを実施。最後に、コンセプトパネルを持った宮本専務理事氏、JFA田嶋会長、アパグループ 社長兼CEOが横一列に並び笑顔でフォトセッション。記念すべき記者会見を締めくくりました。

アパ、サッカー日本代表チームとパートナーシップ契約を締結
(画像=『観光経済新聞』より 引用)

■質疑応答

Q. 今回のパートナーシップ契約に決め手を教えてください。
(回答者:取締役社長元谷芙美子)
A. 夢のような栄誉あるお話で、思ってもみませんでした。リーディングカンパニーとしてお力になりたいという気持ちと、ホテル業界ではじめてこのお話をいただけたということで、観光立国の日本が世界で戦いたいと考えています。
また、日本のホテルは機能やレベルを含め、各国のサービスと比べて遜色ないと思っています。国内を飛び出し、世界基準で物事を考える。世界の極みを目指す、という考えのベクトルが同じ方向であったことから提携に至りました。

Q.日本代表 森保一監督について経営者としての印象を教えてください。
(回答者:取締役社長元谷芙美子)
A.大ファンです。ホテル業界で一番大切なのはホスピタリティ。心からのおもてなしを実行することが一番だと考えています。その点において、森保さんはホスピタリティを貫いている素晴らしい監督です。選手と共に一緒に戦っている姿を見てきました。どんなお役目でも立派な方だと感じています。

Q. 今後の日本代表 森保一監督の期待を教えてください。
(回答者:JFA会長田嶋幸三氏)
A.日本代表チームの監督に相応しいと思っています。彼の謙虚さ、人を大切にする気持ちが、まさしく昨年の成績に繋がったのではないでしょうか。そんな森保さんを今後ともしっかりサポートして、次回大会でも結果を出したいと考えております。

■提携を記念したTVCMは3月24日(金)より公開
サッカー応援曲として代表的な「アイーダ」のメロディに乗せて、アパホテルのコンセプト「JAPAN PRIDE」を表すTVCMが放映開始します。俳優の田中宏宜さんが出演し、ナレーションには数々のサッカー実況務める下田恒幸さんを起用しました。

タイトル :「JAPAN PRIDE」篇 30秒

出演 :田中 宏宜
ナレーション :下田 恒幸
放送開始予定日 :2023年3月24日(金)

■日本代表応援特設サイトもオープン
今回のパートナーシップ締結のコンセプト「JAPAN PRIDE」についてや、TVCMも見ることができる特設サイトもオープンしています。
詳細は特設サイトをぜひご覧ください。

提供元・観光経済新聞

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