植物のエッセンスを抽出したノンアルコールスピリッツで、新鮮な驚きを楽しみたい。
昨年12月にオープンした「幾星 京都蒸溜室 IXEY Non-Alcoholic Spirits Kyoto Distillery & Salon(イクセイ ノンアルコール スピリッツ キョウト ディスティラリー アンド サロン)」から、オリジナルノンアルコールスピリッツ「miatina(ミアチナ)」が発売された。
「飲む香水」のようなリキュールを楽しめる「幾星」
「幾星 京都蒸溜室 IXEY Non-Alcoholic Spirits Kyoto Distillery & Salon」代表の織田浩彰氏は、同じく京都でバー「喫酒幾星(きつしゅいくせい)」を運営。植物の香りを溶かし込んだ「飲む香水」をコンセプトにした薬草系リキュールを提供し続けてきた。
同氏は、京都大文字山裏の私設薬草園でさまざまな植物を栽培している。そこから作られる芳香水には、ハーブティーの10倍~100倍もの香りが凝縮されているのだそうだ。
そんな織田氏は、薬草園の風景を、自身のフィルターを通して「ワンダーに満ちた自然が放つ風景」と表現。同氏が運営するバーにも再現されているその世界観は、彼が水先案内人となる「旅」を表しているという。
旅のエッセンスを詰め込んだ「miatina」
今回登場した「miatina」は、植物のエッセンスを抽出した京都の水を味わう「水旅(みなたび)」をイメージしたノンアルコールスピリッツだ。風味やブレンドの異なるものが3種類発売されているので、続けて紹介したい。
「神代杉」をメインにした「然仙」
「然仙(ねんせん)」は、水中や土中で長期間眠っていた「神代杉」を主にブレンドしたリキュール。スパイシーかつウッディーな香りが特徴だ。
シトラスが香る「非時」
「非時(ときじく)」は、奈良に育つ、日本最古の柑橘といわれる「大和橘」の葉を主にしたブレンド。ペッパーライクなシトラスの香りが印象的。
ラベンダーが香る「傾城」
「傾城(けいせい)」はラベンダーを中心にブレンド。華やかでパウダリーな、女性からも好まれそうな香りが特徴だ。
ボトルラベルは、「水旅」の心象風景を絵画タッチのシンボルでデザイン。植物の有機的かつワンダーな楽しさを表現している。
お酒が飲めない人へのギフトにも喜ばれそうだ。
幾星 京都蒸溜室 IXEY Non-Alcoholic Spirits Kyoto Distillery & Salon
所在地:京都府京都市下京区六軒通高瀬川筋東入早尾町164番地2 1F
営業時間:14時〜22時
定休日:水曜日
(IKKI)
※価格は全て税込