日本語には「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の3種類の文字が使われている。多くの外国人にとって、日本語習得の難易度が高いと言われる大きな理由は上記によるものだ。「ひらがな」「カタカナ」だけであれば簡単だが、「漢字」についてはとくに厄介で、我々日本人でも、日常の中で時折なかなか読めない難読漢字に遭遇したりする。
今日は、iPhoneの簡単設定テクニックを日々紹介しているインスタグラマー・カズシム|マネするだけ1分 iPhone設定術@kazushimu_iphoneさんの投稿『全然読めない漢字の調べ方』について、皆さんにご紹介します。
カズシム|マネするだけ1分 iPhone設定術さんは先日、下記の文章と共に、iPhone上に読めない漢字が相手から送られてきた際の対処法を紹介した動画をInstagramへ投稿した。
「\ 真似するだけ! /『全然読めない漢字の調べ方』
カズシムです 今日はフォロワーさんからのリクエスト!読み方がぜんっぜんわからない漢字が送られてきた時の調べ方を紹介するよー たぶんどのやり方よりも一番簡単だからやってみてね!役に立ったら保存して、友達や家族にもシェアしてあげてね 」
こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説します。
難しい漢字を一瞬で検索する方法
動画の冒頭では、「クソ上司」という名前の人物から「饂飩食べにいこ!」というメッセージが届いている。「饂飩」という漢字、読者の皆さんはきちんと読めるだろうか。
相手から分からない漢字が届いた場合は、メッセージをそのまま長押しし、「部分コピー」を選択する。
読めない漢字の部分だけをハイライトして、「Web検索」をタップすれば、インターネットブラウザに飛ぶので、読み方の答えがすぐに分かるのだ。
ちなみに「饂飩」の読み方の答えは、「うどん」である。
相手が読みやすい文章を書こう
日常において、ひらがなにすればいいようなことを、あえて難しい漢字で書くことで博識ぶる人というのは一定数存在する。動画では上司の設定だったが、年下相手に少しでもカッコつけたいのか、自分よりも年上の男性に限って、こういう意味不明のキャラ付けを持ち込みたがる輩は多い印象だ。
本来であれば、メッセージを送る場合、受け取る相手のことを最初に考えなくてはならない。「うどん」を「饂飩」などと無駄に漢字変換するから、部下に「クソ上司」といった不名誉なあだ名をつけられるのだ。
「こういう漢字を使ったら、相手にキモがられないかな?」といったことに関してまでは推測できないにしろ、文章というものは第一に受け取る相手に伝わりやすく、読みやすく書かなければいけないはずである。
過去、「偶に(たまに)」や「挙って(こぞって)」など、ひらがなで良いようなことをわざわざ漢字変換してLINEを送ってくる先輩が筆者の身近にもいたのだが、心の中でこの人のことを、こっそり「漢検マン」と呼んでいた。