さまざまな形のアートが、刺激と癒しを与えてくれそうだ。
刃物メーカーの貝印が運営するグルーミングツールブランド「AUGER(オーガー)」が、東京・渋谷区の「sequence MIYASHITA PARK」でアート展を開催。3月18日(土)から21日(火)の4日間限定で一般公開する。
新進気鋭の5組のアーティスト作品を展示
アート展で登場するのは、カルチャー最前線のアーティストであるオートモアイ氏、Margt(PERIMETRON)、上岡拓也氏、川上智之氏、YABIKU HENRIQUE YUDI氏の計5組。
同5組が“忙しい朝も、穏やかな夜も、身だしなみを整える時間が自分と向き合い、心に触れて豊かな時間となることを目指す”というAUGERのコンセプトに共感したことから、今回のアート展が実現した。
早速、それぞれのアーティストの経歴や特徴を紹介したい。
人間同士の関係性などを問いかけるオートモアイ氏
オートモアイ氏は、匿名性の高い“存在”が画面に佇んでいるような作風で知られるアーティスト。2015年からモノクロ作品の制作を開始、2018年からはカラーも多用している。
多分野で活躍するMargt(PERIMETRON)
Margt(PERIMETRON)は、前田勇至(Isamu)氏と高畠新(Arata)氏によるクリエイティブユニット。映像やグラフィックを軸に、音楽やファッションなどさまざまな分野で活動している。
数々のアーティスト&ブランドとコラボする上岡拓也氏
2008年に桑沢デザイン研究所卒業後、フリーのイラストレーター兼グラフィックデザイナーとして活躍する上岡氏。KANDYTOWNやKOHH、水曜日のカンパネラなどのジャケットアートワークからファッションブランドとの協業など、幅広く活動している人物だ。
雑誌連載も抱える写真家・川上智之氏
グラフィックデザイナーを経て、現在は写真家、撮影監督として活動する川上氏。数々のアーティストの写真やミュージックビデオをはじめ、映画、広告、ファッションなどさまざまな分野で活躍しているほか、雑誌『EYESCREAM』でも写真企画「End roll」を連載している。
アート&ファッション界注目の若手・YABIKU HENRIQUE YUDI氏
YABIKU HENRIQUE YUDI氏は、1997年ブラジル・サンパウロ生まれのアーティスト。2017年よりコラージュを用いた表現活動を始め、愛と憎しみ、秩序と混沌、美と歪みといった二元的な叙述に囚われる鑑賞者の傾向に挑戦する。
全て直感に任せて表現するスタイルは、東京のアート・ファッションシーンを席巻。現在では、コラージュを中心にオブジェクトの作成や空間インスタレーションなど、その表現の裾野を広げている。
今回のアート展では、オートモアイ氏は同展のために大型の新作を描きおろし、Margt(PERIMETRON)は、客室内をジャックして展示空間を創作する。
新たなアート体験と共に心を整え、次の日に向けての活力を蓄えてほしい。
AUGER ART ACTION
期間:3月18日(土)~21日(火)
時間:10時〜16時30分
場所:sequence MIYASHITA PARK
所在地:東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North
入場方法:「sequence MIYASHITA PARK」4F公園側入り口にて受付
※事前受付なし/整理券による入場規制を実施する場合あり
(IKKI)