「マイクロソフト」が2月7日、「ChatGPT」の技術を活用して新しくなった検索エンジン「Bing」を発表したことは記憶に新しい。New Bingをリリース後、 Bingからの検索流入数は増加したのだろうか。今回は「株式会社フルスピード」による「Bingからの検索流入数」調査結果についてお伝えしていこう。

Bing からの検索増加率は-8.53%で、まだ増加せず

【おやおや!?】ChatGPTで話題、Bingの検索流入数はどうなってる?【フルスピード調べ】
検索流入増加率は-8.53%で、今回の調査期間中ではまだ増加していなかった(「株式会社フルスピード」調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)

インターネットマーケティング支援を行う株式会社フルスピードは3月6日、「Microsoft edge」に採用されている検索エンジン「Bing」からの「検索流入増加率」について調査した結果を発表した。

2月7日、マイクロソフトは「ChatGPT」の技術を活用して新しくなった検索エンジンBingを発表した。マイクロソフトが「New Bing」をリリースした2月7日を基点として前後12日間、フルスピードが管理する228サイトのBingからの検索流入数、「Google」からの流入数をそれぞれの期間で合算した独自の調査を実施した。その結果、Bingの増加率は-8.53%、 Googleの増加率は-0.9%と、いずれもまだ増加していないことがわかった。

Edgeからのセッション数もまだ増加していない模様。近い未来に期待

【おやおや!?】ChatGPTで話題、Bingの検索流入数はどうなってる?【フルスピード調べ】
チャネルグループでの絞り込みをしていない、Edgeの全セッション数もまだ増加していなかった(「株式会社フルスピード」調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)

New Bingを利用するには、基本的にEdgeの利用が必要だ。そのため、New Bing使用のニーズが増えていくに従い、Edgeからの流入も増加するのではないかと推測し、調査を実施した。New Bingリリースの2月7日前後12日間、228サイトのセッションのうち、Edgeからのみに絞ったものを合算して調査したものの、今回の期間中はEdgeからのセッション数も、まだ増加していなかった。

New Bingとして発表された「AIチャット」の特徴は、主に次の2点に集約される。第1に、回答における「参照サイト」が示されることだ。この点が、「OpenAI社」が提供する「チャットインターフェース」との差別化となる。第2に、特定のウェブサイトを指定すると、それをソースとした回答を得られる点だ。

これらの特徴や話題性をふまえると、今回の調査期間においては、まだBingからの検索流入数の増加を確認することはできなかったものの、「AIチャット」による検索市場への影響が高まる日もそう遠くはない、といえるだろう。

出典元:【株式会社フルスピード/PR TIMES】

※サムネイル画像(Image:Primakov / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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