
(画像=刷新した「ガリガリ君ソーダ」(赤城乳業)、『食品新聞』より引用)
赤城乳業は主力の「ガリガリ君ソーダ」「同コーラ」「同グレープフルーツ」(各税込み76円、105㎖)を20年ぶりにリニューアルし3月中旬から全国で発売する。リニューアルに合わせて18日以降、全国12か所の商業施設などで計10万本の無料サンプリングを順次実施する。
今回のリニューアルでは、氷部分をゆっくりと時間をかけて凍結させた不純物のない「純氷」に変更。大きめの粒に砕いた後、さらに専用の機械で調整するなど粒のサイズにもこだわった。純氷は透明で硬く溶けにくい性質があり、大きい氷の割合を増やしたことで、ガリガリとした食感や爽やかなくちどけ、後味を一層楽しめるようにした。
同社が昨年実施した「ガリガリ君」に関する消費者調査では、「キャラクターが目立ち、商品が分かりやすい」「いろんな味があって楽しめる」といったポジティブな意見が多い一方、「素材・製法のこだわりを理解して購入している」とする意見が少なく、製品のこだわりを伝えるため20年ぶりに刷新した。
サンプリングは、ふかや花園プレミアム・アウトレット(埼玉・深谷市)をはじめ全国主要都市12か所(名古屋、佐賀、大分、兵庫、埼玉、広島、大阪、宮城、北海道、静岡)の大型商業施設「PARCO」やアウトレットほかで実施(3月18日~5月21日まで。実施日は各所で異なる)。
提供元・食品新聞
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