ホコリは簡単にたまっていく

家事に、育児に、仕事。毎日忙しく生活していると、あっという間にたまるホコリ。床掃除に力を発揮するロボット掃除機では取り切れないコンセント周りの掃除。キレイにしたい気持ちはあるけど、心身ともに疲れている。

毎日、コンセントタップやケーブルのホコリを丁寧にハンディモップなどで掃除できる余裕はなかなかないだろう。だが、電源とホコリの組み合わせは火災の心配もあり恐い。

コンセントタップからの火災

コンセントタップにたまったホコリが室内の湿気を吸収すると、電気を通しやすくなる。家族を火災から守るためにも、コンセントタップにホコリがたまらないようにキレイにしておきたい。

忙しい人こそ、コンセントボックスを使用するので、できるだけ簡単な掃除で火事を予防してもらいたい。水気のあるものを近くに置かないのも重要ポイントだ。

コンセントタップは消耗品

コンセントタップの耐久年数は、一般的に約5年と言われている。1年に1回は確認し、異常があれば新しいものに交換したほうがいい。

点検のポイントは主に下記の3点だ。

・プラグ、ケーブルが破損していないか
・ケーブルが重いものの下敷きになっていないか
・家電の消費電力の合計が、コンセントタップの容量を超えていないか

トラッキング対策製品の普及により2016年~19年にかけて事故は減少していたが、19年~21年は増加している。テレワークの普及により、配線器具の使用が増えたことから事故件数も増加していると考えられている(参考 独立行政法人 製品評価技術基盤機構)。

他人事とは思わずに、これを機会にチェックしてみてはいかがだろうか。

コンセントケーブルの長さが合わない問題

我が家は今までに何度か引っ越しをしている。そのたびにコンセントタップを買い足しているが、長さが合わないものがどうしても出てくる。

きつくコードをまとめて使用すると劣化の原因になる。そういうときは、ゆるく輪になるように結束バンドで束ねると配線へのダメージも少なくなる。

結束バンドもダイソーやセリアでサイズや色が豊富に取り揃えられている。我が家も100円ショップで購入した細いタイプの結束バンドを使っている。また、買ったばかりのコンセントケーブルは使用する分だけを出すのではなく、すべて出して使おう。

100円ショップの商品で大丈夫なのか

火災が起きる可能性があることを知ると、100円ショップの製品で大丈夫なのかと心配する人もいるかもしれない。

今回紹介した二つの商品は熱がこもらないように、ケーブルホールの数が多く、また大きいので通気性には問題ない様子。ホコリがたまらないように、ふたもついている。

どちらもすっきりとしたシンプルなデザインで、インテリアの邪魔をしにくい。100円ショップの製品で、十分に役割を果たしてくれるだろう。

テレビの裏も要注意

我が家の配線問題で、一番複雑だったのがテレビ裏だった。きれいにしたい気持ちはあったが、重い腰があがらず1年放置。火災の危険性を認識し、今回購入した二つの商品と100円ショップの製品を使って整えることに成功した。

よく見ると、まだゴチャゴチャしている箇所はあるが全体的にスッキリした。掃除がかなりしやすくなったし、気分もあがる。

コンセント周りがゴチャゴチャしているという人は、コンセント収納ボックスを使って快適ライフを手に入れてみてはいかがだろうか。(GEAR)

提供元・BCN+R

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