我が家は築25年以上の一軒家。今流行りのシューズクロークもない、対面キッチンでもない、ましてやパントリーなんてものもない、昔ながらの部屋数が多くて収納が少ないという間取りです。2階だけは数年前にリフォームをしたため、クローゼットや家事室など十分な収納をつくったのですが、やはり1階で過ごすことが多く、毎日使うものは1階に集中してしまいます。
しかし、収納家具を増やしていては部屋がどんどん狭くなってしまうので、なんとか狭いこの家の中を広く、そして使いやすくできないかと考えたのが壁を使う収納グッズでした。ちょっぴり古い我が家のインテリアにも馴染む、長く使えるものとして選んだのは、無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズ。石膏ボードの壁であればどこでも簡単に取り付けられ、狭い空間でも物を置けるスペースが生まれるという便利な商品です。

まずダイニングで使っているのが、この「壁に付けられる家具棚」(44cm)2,490円(税込み、以下同)。

ダイニングテーブルの端に物を置くと、不思議とそこに物が集まる現象が皆さんのお宅でも起こっていませんか? テーブルを壁にくっ付けると壁と同化してしまい、ついつい壁側に物を置いてしまうという方が多いようです。物が溜まるのを防ぐ方法として、あえて壁からテーブルを少しだけ離すと物が溜まりにくくなるといわれています。
我が家でもときどき試し、テーブルに物を置かないようにしています。棚にはカレンダーやペンを置いたり、季節によってはミニ兜を飾ったり花を置いたりと、いろいろな使い方をしています。この棚を付けてからはダイニングテーブルが散らかりにくくなったと感じています。
それからこちら。「壁に付けられる家具フック」990円

こちらもとても便利。「ここにフックがあったら」というニーズが叶うグッズで、玄関では毎日使うほうきを、子どもスペースではサッカーボールを掛ける用に使っています。壁の強度にもよりますが、あまり重たいものは外れてしまうこともありますのでご注意ください。