地域の抱える問題と取り組むワイナリー
同ワイナリーでは、SDGsが叫ばれる以前から、地場産業の衰退や高齢化による耕作放棄地の急増などで抱える問題について取り組みをおこなってきた。その一貫として立ち上げた「宝吉畑プロジェクト」のひとつとして、「放棄地」をおめでたい「宝吉」と呼び、活用する持続可能な取り組みを進めている。
今回リリースされたスパークリングワインは、この宝吉畑で生まれたデラウェアを100%使用。種なしにするためのジベレリン処理や除草剤なども使わずに、のびのびと育った果実が華やかな果実の香りを放つ。
耕作放棄地を荒れ地や宅地にしないように蘇らせることは、地域の景観を守り、柏原地区のワインの価値を上げることにもつながっている。
想いの込められたスパークリングワインで乾杯してみたい。
泡オレンジ 宝吉畑 デラウェア 2021
生産年度:2021年
アルコール度数:13%
サイズ:750ml
価格:4,400円(税込)
(田原昌)