古き良きアメリカを体現するブランド「OLD CROW SPEED SHOP(オールドクロウスピードショップ)」から春夏コレクションの知らせが届いた。
LAの伝説的なホットドッグスタンド「Tail o’ the Pup」デザインなど、西海岸の風薫るアイテムがラインナップに加わる。
日米で展開する「OLD CROW SPEED SHOP」
アメリカでOLD CROW SPEED SHOPを主宰するボビー・グリーン氏と、日本のアパレルメーカーGLADHAND(グラッドハンド)によるクロージングブランド「OLD CROW SPEED SHOP」。
ヴィンテージデザインやワーク・ミリタリー・モーターウェアのテイストを現代でも通じるスタイルに落とし込み、上質な素材と丁寧な縫製で仕上げたハイクオリティなコレクションを展開。古き良きモーターカルチャーの世界観をベースに、妥協のないしっかりとした物作りを提案する。
長い年月をかけて育てられたようなヴィンテージフィニッシュには定評があり、アメリカのカルチャーを熟知した同ブランドだからこそ表現できるデザインは絶大な人気を誇る。
米国有数のコレクターとして本物を知るボビー・グリーン氏
カリフォルニアでホットロッド*やヴィンテージモーターサイクルを扱うOLD CROW SPEED SHOPについては、主宰者であるボビー・グリーン氏抜きには語れない。
コレクターであり、デザイナーであり、自らもレーサーであるという多彩な経歴をもつグリーン氏。そのルーツは少年時代にまでさかのぼる。
オクラホマ州イーニッドという小さな町で生まれたグリーン氏は、10歳の時に家族とともにLAに移り住む。
16歳の頃には家のガレージで古い車にかかわるアイテムを収集し始め、いつしかその規模は大きな店が必要となるまでに成長。OLD CROW SPEED SHOPをオープンする。
グリーン氏の貴重なコレクションの価値は、たびたびアメリカのテレビ番組で取り上げられるほど。
自ら手掛けた車両でレースにチャレンジし、聖地ボンネビル・スピードウェイのレコードホルダーでもあるなど、今も変わることなくホットロッドとオートバイに情熱を捧げている。
著名人との交友も深く、日本最大級のヨコハマホットロッドカスタムショーにもゲストとして登場。日本国内のモーターカルチャーに多大な影響を与える。
歴史的建築物を現代に再生する「1933Group」のデザイナーでもあり、カリフォルニアにレストラン・バーを展開。ハリウッドスター御用達の「Formosa Café」や「Highland Park Bowl」、2022年にオープンした「Tail o’ the Pup」など話題に事欠かない。