生活の必需品の一つといえるスマートフォン。1日の中でスマートフォンを一切、見ないということは少ないと考えられ、ビジネスから娯楽までスマートフォン1台あれば十分ともいえるのではないだろうか。気づいたら、見はじめてからかなりの時間が経っていることを経験したひとも多いのでは。また中には、つい寝る前にスマートフォンを見てしまい、寝不足になってしまったという声もよく耳にする。今回は、スマートフォンの利用状況について、ある調査を元に詳しくみていこう。

1週間あたりのスマートフォン利用時間は19時間越え!

【使いすぎ!?】スマホの平均利用時間、一日あたり2.7時間!? 何を見てるの?【MM総研調べ】
(画像=暇な時間ができるとついスマートフォンを触ってしまう(「MM総研」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

ICTの市場コンサルティング会社である「MM総研」は2023年1月、15歳~69歳の通信会社各社の音声通話サービス利用者に対しWebでアンケートを集計し、携帯電話の月額利用料金や音声電話・データ通信サービスの利用状況についての調査結果を発表した。さまざまな調査の中でも注目したいのが「スマートフォンの利用時間(分/週)」の結果だ。なんと、1週間あたりの平均利用時間は1,144分、時間に直すと19時間4分ということが明らかとなったのである。

細かく分類すると、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4社での平均利用時間は1,178分、ワイモバイル、UQモバイルなどのサブブランドでは1,105分、MVNO各社では1,047分と、どの利用者も1,000分を超える結果に。また、1日あたりの利用時間を単純に計算すると、約2.7時間は使用しているということが考えられる。調査は通話料を除いた時間で集計されていた。筆者自身も、通話以外のことでスマートフォンを使う機会が多いように感じる。日常の中でスマートフォンを利用するのは、もはや当たり前の時代であると考えられるだろう。

SNS、音楽配信サービス、動画配信サービスそれぞれで一番利用されているものとは?

【使いすぎ!?】スマホの平均利用時間、一日あたり2.7時間!? 何を見てるの?【MM総研調べ】
(画像=(Image:Tada Images / Shutterstock.com) 音楽や動画を聞きながらSNSを見る、という人も多いのでは、『オトナライフ』より 引用)

本調査では、「音楽配信サービス、有料動画配信サービスについて、サービスごとの利用率、利用者の平均利用時間」についても調査し、分析を行った。全サービスの利用率ではSNSが一番多く76.3%となり、1週間あたりの利用時間は平均94分となっていた。ついで、有料動画配信サービスの利用者が多く、利用率は63.5%、平均利用時間は151分との結果に。音楽配信サービスの利用率は51.1%であり、平均利用時間は118分となった。

SNSについて、調査内で最も利用率の高かったものは「Twitter」。利用率は59.8%で1週間あたりの平均利用時間は102分であった。自分の気持ちを気軽に発信できるほか、さまざまな情報を簡単に手に入れられるため、利用率が高くなったと考えられるだろう。

音楽配信サービスでは「YouTube Music」の利用率が30.3%と1番多く、1週間の平均利用時間は97分となっている。視聴できるアーティストが多く、YouTubeと連動したコンテンツも用意されており、使いやすさを感じているユーザーが多いと考えられる。

有料動画配信サービスで一番利用率が高かったのは「Amazonプライム・ビデオ」であった。その利用率は37.5%となっており、1週間の平均利用時間は145分となっている。月額利用料金が比較的安いうえに、限定動画も多数配信していることから、利用者数が多いのではないかと思われる。

ついつい使ってしまうスマートフォンだが、詳しい利用時間を出されるとその時間の多さに驚いてしまう。使いすぎは体に毒といえるため、日々の利用時間を見直してみるのもよいのかもしれない。

出典元:【MM総研】

※サムネイル画像(Image:Tada Images / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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