ブラジルの超能力者で現代のノストラダムスともいわれるアトス・サロメ氏が、人工知能(AI)が世界に「冷たさをもたらす」と、警告した。

現代のノストラダムスが予言「AIの支配者が世界に“冷たさ”をもたらす」 経済的・精神的不安が広がるとも…
(画像=アトス・サロメ氏(画像は「athos_salome (Instagram)」より)、『TOCANA』より引用)

サロメ氏によると、AIは世界中の人々に落ち着きを与えず、「頻繁な浮き沈み」を強いることになるという。そして、そうしたAIの「支配者」は、「経済的・感情的に人々を不安定にさせ、日常生活に望ましくない変化をもたらす力」を持っていると予言しているとのことだ。

どうやらサロメ氏は、オープンAIのChatGPTやGoogleがまもなく発表するAIチャットボット「Bard」の台頭やメタバースの普及に危機感を覚えているようだ。

ChatGPTはすでに社会に大きく浸透しており、今月にはブラジルの判事が、自閉症児の治療費をすべて保険でカバーすべきかどうかの判断を仰いでいたことを認めている。

判事ではなくAIが法における最高の審級だというのは非常に恐ろしい話で、そのAIをを支配する特権階級は神にも等しい法外な力を得ることになるだろう。

現代のノストラダムスが予言「AIの支配者が世界に“冷たさ”をもたらす」 経済的・精神的不安が広がるとも…
(画像=画像は「Getty Images」より、『TOCANA』より引用)

さらに、テック界がメタバースに夢中になることで、紛争が頻発する可能性もあるとサロメ氏は警告している。こう付け加えた。「これは『支配者』が生息する社会環境からの逃避の一種となり、新たな次元を生み出すことになる」。

現実世界とメタバースの二重社会構造が生まれ、しかも両者が断絶した世界を形成する可能性がある。実際にスウェーデンでは同国の文化に融合しないイスラーム文化を育む共同体がパラレル・ソサエティ(並行社会)と呼ばれ危惧されていたりもする。

メタバース社会はそれ独自で新たな社会を形成し、現実世界のルールとはまた別のルール、あるいは行動規範や倫理観に従う世界になる恐れがあるだろう。そこではもちろんメタバースの創造主であるテクノロジー業界が神であり、その世界の法を司るのは彼らに手なづけられたAIだ。

その時、世界はどうなっているのか。サロメ氏の予言に従えば未来は明るくなさそうだ。

参考:「Daily Star」ほか

文=S・マスカラス(TOCANA編集部)

提供元・TOCANA

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