トレーニングに関する情報は、今はネットから容易に手に入れることができる。しかしその反面、偏った知識や間違った情報があふれていて、惑わされてしまう人も多いだろう。

間違った知識でトレーニングを続けていても良い結果が出なかったり、逆に肉離れなどのケガが増えるというリスクもある。そんな人のために、福岡県を拠点に32年間にわたりアスリートたちのウエイトトレーニングの指導をし、高い評価を受けるPersonal Gym KATAI主宰の片井忠氏がトレーニング理論書「競技者・指導者のためのウエイトトレーニング大全」を出版した。

これまで高校や実業団チームをはじめプロ・アマを問わずさまざまな競技のアスリートたちの肉体改造に取り組んできた実績から、片井氏のウエイトトレーニング指導に関する本当に正しい知識や情報を、タイトル通り「大全」として網羅した。城島健司氏(元福岡ソフトバンクホークス・阪神タイガース)や石井一成氏(WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者)からも激賞される本書は競技力向上や身体づくりに役立つはずだ。

「『今、何の能力の向上が必要か』ということを指導者や選手が見極めてトレーニングの方針を決定することが大切です。正しい知識と情報に基づくウエイトトレーニングを行うことでスポーツパフォーマンスが大きく向上することは間違いありません。ウエイトトレーニングの指導に携わっている指導者の方、プロアマ問わずウエイトトレーニングを行っているアスリート、またトレーニング指導者を目指している学生の皆さんに競技力向上や身体づくりのために本書を活用いただきたいと思います。

競技者・指導者のためのウエイトトレーニング大全

プロ野球選手やムエタイ世界王者が激賞する『トレーニング理論』とは?
(画像=『FITNESS LOVE』より 引用)

目次
【実技編】
胸部のトレーニング
脚部のトレーニング
肩部のトレーニング
上腕部[肘伸筋]のトレーニング
上腕部[肘屈筋]のトレーニング
前腕部のトレーニング
頸部のトレーニング
腹部のトレーニング
呼吸筋のトレーニング
骨盤底筋群のトレーニング
下腿部のトレーニング
その他のトレーニング
【理論編】
筋肉とは何か
レジスタンストレーニングの効果
作用による筋の種類
トレーニングを行う際の注意事項
人体の梃子の原理
効果の評価と超回復期
<ウエイトトレーニングのプログラミング>
プログラミングの具体的方法
能力別トレーニング
バルクアップのための食事学
ドーピング問題
ウエイトトレーニングの競技力強化への応用
競技特性とプログラミング
ストレッチングとスキルの調和


片井忠(かたい ただし)
1965年福岡県福岡市生まれ。1990年に渡米し岡部充氏の図らいによりヘビーデューティートレーニングの提案者、故・マイクメンツァー氏に指導を受ける。その後トレーナーの指導に活かすためカイロプラクティックDCである故・脇山得行に師事しアプライドキネシオロジー、NIT、TFT、EFTを習得する。また、自身も競技者として1995年JBBF西日本ボディビル選手権優勝。その後アマチュア選手、プロスポーツ選手のトレーニング指導と研究に従事。「いかにトレーニングで養った筋力を協議に繋げるか」をテーマに多数の選手の活躍に貢献する。現在、有限会社FSCC代表取締役。Personal Gym KATAI主宰。日本ホリスティックコンディショニング協会理事(矢野雅知理事長)。福岡リゾート&スポーツ専門学校非常勤講師。福岡医健スポーツ専門学校非常勤講師。西日本短期大学非常勤講師。


著者:片井 忠
頁:448ページ
体裁:B5判・ソフトカバー
価格(税込):3,960円


お問い合わせ:株式会社現代書林
☎03-3205-8384

取材:FITNESSLOVE編集部

提供元・FITNESS LOVE

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