サムスン電子がフォルダブルフォンシリーズ「Galaxy Z Flip5・Fold5」の部品と関連して協力会社に早期調達を要請した。前作対比納品日程が繰り上げられ、Galaxy Zシリーズの次期作発売が早くなるという見通しが出た。韓国メディア「イートゥデイ」が報じた。(写真:GalaxyZ flip5予想イメージ=アイスユニバースのtwitterより)

イートゥデイ紙の取材結果、サムスン電子のフォルダブルフォン部品協力会社は昨年より納品日程を1ヵ月ほど繰り上げることを目標に生産を準備しているという。通常、Galaxyフォルダブルフォンの部品は6月末から納品が始まり、8月に完成品が発売される。だが、完成品発売を控えて部品納品日程が繰り上げられGalaxy Z Flip5・Fold5が7月頃に市場に出てくるという観測が多い。

サムスン電子が最近公開した新しいスマートフォンもやはり早期発売された。サムスン電子のスマートフォンは、製品を発表してから実際の発売まで2週間ほどかかる。サムスン電子は昨年2月9日、Galaxy S22シリーズ「UNPACKED」イベントを開き、同月14日から事前予約に突入し、25日に公式発売した。しかし、Galaxy S23シリーズは今月1日に公開した後、7日から13日まで事前予約を行い、17日に販売を開始するなど、全体的な日程が8日ほど早くなった。

一方、今年に発売されるGalaxy Z Flip5は、外部ディスプレイのサイズが大幅に拡大されるものと見られる。サムモバイルなどの海外ITメディアは最近有名チップスター(情報流出者)「アイスユニバース」を引用して「Z Flip5の外部ディスプレイが正方形に近づくにつれサイズが大きくなるだろう」と述べた。アイスユニバースはツイッターを通じて「Galaxy Z Flip5のカバーディスプレイが中国のスマートフォンメーカーであるOPPOのフォルダブルフォン『ファインドN2 Flip』より大きくなるだろう」と再度言及した。

フォルダブルフォン市場の成長傾向が激しくなり、スマートフォン業界の競争も加速化している。スマートフォン市場が消費心理の萎縮で低調な成績を収めているが、フォルダブルフォンは成長傾向を続けているためだ。市場調査会社のカウンターポイントリサーチによると、今年のフォルダブルフォン出荷量は2270万台で、昨年の1490万台に比べて52%増える見通しだ。

中国や米国などのグローバルスマートフォンメーカー各社は、フォルダブルフォン市場1位のサムスン電子の追撃に乗り出した。OPPOは最近、ファインドN2 Flipを英国、欧州などに発売し、市場を拡大している。ファーウェイは次世代フォルダブルフォン「メイトX3」を今年3月に披露すると知られた。

アップルのフォルダブル機器の発売も差し迫ったという観測が出ている。CNBCなどの外信によると、最近アップルは画面だけでなく機器の多くの部分をタッチして機能を遂行する技術特許を取得した。業界ではこの技術をフォルダブルiPhone・iPad発売のための布石と解説している。市場グローバル分析企業であるCCSインサイトも昨年10月に発刊した報告書でアップルが2024年にフォルダブルiPadを発売すると予測した経緯がある。

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