お歳暮を贈る季節が近づいてきた。矢野経済研究所の2019年ギフト市場白書によると、お歳暮マーケットは年々、縮小傾向にある。なかでも、儀礼的なギフトを送る機会が若者を中心に減っているという。一方、拡大しているのは親密な間柄におけるカジュアルなギフト。ギフト需要のEC化で注目される楽天市場では、現代の傾向に沿った商品を提案する予定だという。
例えば、定番のグルメだけでなく、雑貨・日用品でもラインアップを強化する。幅広いジャンルを用意することで、儀礼的に贈るギフトではなく、相手の好み・趣味に合わせて選びやすくしている。
また、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、年末年始の帰省を控える人が増加するとみられる。楽天市場では、こうした人が帰省代わりに遠方の家族や親せき、友人への贈り物をすると予測しており、ニーズに合わせた商品のラインアップも強化する。
テーマは、遠隔地の相手との会話を盛り上げることができるプレゼント。楽天市場では「帰歳暮」と名付け、後押しする。具体的に提案するのは、飲み比べできるサワーやジュースのセット、くすっと笑えるユニークな商品、ガジェットなど。桜の盆栽のような、成長過程で会話が生まれるようなギフトも提案する。話題だけでなく実用性を重視して、健康に配慮したギフトも勧める予定だ。
楽天市場では「お歳暮・冬ギフト特集 2020」を11月2日に公開する。プレページは10月1日にオープン。早期特典付きギフトなども用意しているので、忘れないうちに用意しておきたい場合は、早めに申し込むとお得になるかもしれない。
矢野経済研究所によると、14年に1兆8000億円規模だったお歳暮市場は、20年には15億円規模になると予測されている。高年齢層ではEC活用に消費行動が変化しており、楽天市場のお歳暮売り上げは17年から19年にかけて1.3倍に伸びているという。
提供元・BCN+R
【関連記事】
・デスクトップPC、インテリアにもなじむ製品が人気! いま売れていてるデスクトップPCTOP10
・退職しそうな従業員をすばやく検知、アスマークがパルスサーベイを提供
・マスクの一時置きにピッタリ! 抗菌・おしゃれな「マスクケース」まとめ
・「Disney+」が日本でもサービスを開始、加入するべきはこんな人!
・デキる人はこう使う! ビデオ会議で差がつく「Zoom」の超便利テクニック