ネスレ日本は、「キットカット」史上初の組み合わせ商品「キットカット ミニ よくばりダブル 全粒粉ビスケットin&オリジナル」を3月1日に全国で発売開始した。
同商品は、「キットカット」シリーズ日本発売50周年を記念した第1弾商品で、赤いパッケージの定番アイテム「キットカット ミニ」と昨年3月に発売した「キットカット 全粒粉ビスケットin」を組み合わせたものとなる。
開発の経緯について、2月27日発表したネスレ日本コンフェクショナリー事業本部インツーホームマーケティング部部長の村岡慎太郎氏は「『キットカット』はこれまで箱にメッセージを書いた受験の応援ツールとして使ってもらったり、期間限定やご当地製品など計400フレーバーを展開してきた。今回過去50年でありそうでなかった、1つで2つの『キットカット』を味わえる製品にした」と述べ、社内で様々な“欲張り”な組み合わせを検討した結果、50年間支えられてきた定番の赤と、昨年3月に第三の柱として販売した全粒粉ビスケットinの組み合わせに至ったという。
「発想や見た目がユニークさに加えて『全粒粉ビスケットin』のザクザクとした食感と『キットカット ミニ』のミルクチョコレートの甘みや後味といった味わいが社内外で評価されている。非常に良い製品ができた」と自信をのぞかせる。
コミュニケーションは、 “2つの味の組み合わせ”を楽しく伝えるため、リンゴとパイナップルを組み合わせた独自の「PPAP」で人気を博したピコ太郎さんとプロデューサーの古坂大魔王さんを公式アンバサダーに起用して展開していく。
2月27日から、ブランド特設サイトにて「よくばりダブル誕生!?篇」を公開。続いて3月6日には「PPAP キットカット よくばりダブルver.」を公開するほか、TikTokの“デュエット機能”を活用してピコ太郎さんと一緒に「PPAP よくばりダブルver.」が踊れる「#キットカットチャレンジ」も同日開催する。
提供元・食品新聞
【関連記事】
・活性化するベーコン市場 パスタ人気が一役 料理利用で
・「クノール」軸に下半期で勝負 提案力高めながら商品価値を提供 味の素執行役員 神谷歩氏
・コーヒー飲料 PETボトルVSボトル缶 各ブランドで容器戦略の違い鮮明に
・ビール類 夏行事激減で打撃も新ジャンル好調維持
・納豆 底堅い“生活密着品” 健康&巣ごもりで再び浮上