ファッションのトレンドが常に推移するように、時計の流行もシフトしています。より完成度の高いウォッチスタイルを構築しようと考えるなら、時流に適した一本をしっかり選び出したいもの。J PRIMEきっての時計愛好家によるリコメンドをチェックしたなら、絶対欲しくなること確実です。
時計としての良さだけでなく最新ファッションにマッチする要素を完備
スイス時計界にて不動の地位を得ているオーデマ ピゲ。1972年にロイヤル オークを打ち出したブランドとしても知られる大御所です。そんなラグスポ時計の家元が、次世代モデルとして打ち出した一本こそ、あの「ロイヤル オーク オフショア」です。
1993年にデビューを飾ったオフショアは、元祖ロイヤル オークのアイコンである八角形ベゼルと六角ビスをしっかり踏襲しつつ、ベゼル下に分厚いガスケットや樹脂を組み込んだリューズ&プッシュ等の特徴を持つエクストリームスポーツウォッチ。100mの防水機能に加え、ケース径42㎜という斬新なビッグサイズを引っ提げ、時計界に新たなデカ厚ムーブメントを呼び込んだ革新モデルでもあるのです。
デビュー当初こそエクストリームなルックスに話題が集中しましたが、すでに発表からかれこれ30年。ファッションの流行が絶え間なく推移するように、時計のトレンドも同じくシフトしていくもの。J PRIME編集長である戸賀敬城は、時計のチョイスはそういった時流を見越して賢く選ぶべきだと主張します。
「これまで僕はビジネスシーンにおいてクラシックなスーツを多用してきました。そういった場合に役立つ時計の理想型がロイヤル オーク。しかしメンズファッションのカジュアル化により、寛いだジャケパンスタイルの着用が多くなりました。そこで、そういった着こなしにマッチする一本として、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲを導入したのです。さらに昨今は、よりスポーツ要素が強めのカジュアルスタイルへと変化しています。それら近年の軽快な着こなしトレンドに対し、ロイヤル オークCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの合わせは僕の考えではなかなか難しいかなと。化繊やストレッチ素材などをメインとした、快活でアクティブなスタイルには、断然オフショアがマッチするように思っています」


つまりモダンでカジュアルなコーディネートにマッチする最新版のラグスポ時計は、「ロイヤル オーク オフショア」だと戸賀は考えているのです。
「たとえばスウェットシャツにジョガーパンツのような活動的なスタイルに、クラシック要素を持つ時計は合わせにくいもの。しかし力強くタフな八角ベゼルにスポーティなラバーベルトを擁したオフショアは、ばっちりマッチして見えるのです。また、創業140余年の老舗ブランドが手掛けるモデルゆえに、ニットジャケットなどモダンテーラードな装いに合わせられる品位も兼備。そして、これから暖かい季節を迎えることで、装いもどんどん薄く軽くなっていきます。そういったシーズンにもオフショアは重宝すること間違いありません。40㎜オーバーの大振りケースは遠目からでも非常にマッシブ。さらにゴールドケースであればTシャツ一枚の軽装でも、タフにして男らしくラグジュアリーなルックスが容易に構築できるでしょう」
すでにミレネリーやロイヤル オークをはじめ、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲにオフショアなど、合計7本(!)を所有するという正真正銘のAPラバーである戸賀編集長。そして今季新たなオフショアがリリースされるということで、今から大いに期待を膨らませていると言います。

「リッチで活動的かつ現代ファッション全般に合わせられるオフショアこそ、今の時代にフィットした本格時計です。多方面においてオフショアは所有しておいて絶対に損のないモデル。また、日々のコーディネートにマッチさせるという意味からも、同モデルでもバリエーション違いで揃えておくのが僕の流儀です。CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲがそうであるようにオフショアも二本目がどうしても欲しいところ。もう、今から虎視眈々の状態です(笑)」