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ブラックバスの生態
バス釣り時期解説:春(3月~5月)
ブラックバスの生態

ブラックバス釣りに適した季節や 時期を知るにはまずはブラックバス とはどんな魚か知ることが重要。 ブラックバスがどんな魚であるか 軽く振り返ってみましょう。 ブラックバスの原産国は北米の温帯地域。
池や湖、河川に至るまで淡水の様々な ポイントに生息しています。 元々温帯に生息している魚なので耐寒性 が比較的高く、真冬でも比較的気温の高い 時間帯では活動をしています。 食性は獰猛で肉食性。
水質汚濁にも強いので 現在では日本各地でも川や湖、野池や 河口付近でも生息が確認されています。
バス釣り時期解説:春(3月~5月)
春はバスにとって大切なスポーニング(産卵)時期

春はブラックバスにとってとても大切な 時期である産卵期。 ブラックバスはおおよそ水温15度ほどで 浅場で産卵に入ります。
産卵に関わる成長したブラックバスは この季節になると産卵のために浅場に 出てきたり、体力をつけるために 旺盛な食欲を見せだします。 春はブラックバス釣りにとって 最も狙いやすく釣れる時期と 言えるでしょう。
3月:バスが食い気を見せ始める時期

初春である3月は水温も上がり始め、 ブラックバスの活性も徐々に上がりだす 季節です。
この頃のブラックバスはまだ水温が 完全に上がり切っていない為、 浅場と深場を行ったり来たりするような 動きを見せ始めます。
浅場と深場が切り替わるかけあがり などに、冬場で失った体力を回復する 為に旺盛な食欲を持ったバスが 潜んでいます したがってこの時期にブラックバスを 狙うなら浅場と深場をつなぐブレイク ラインを狙うのがお勧めです。
4月:バスが一番食い気をみせる釣りに適した時期

春真っ盛りの4月頃になり、徐々に 水温も上昇してくるとブラックバスは 本格的に浅場に移動してきます。
そして産卵のための体力付けとして 大量にエサを捕食しだすため、 大変ブラックバスに食い気が 出る季節なのです。
また、この時期はオスとメスで 若干生息する水深が変わる時期でも あります。
オスは産卵のためのネスト(産卵場) を作るためにかなり浅い水深まで で出来ますが、メスは本格的に 産卵期に入る4月中旬から下旬まで もう少し深い水深に居ます。
この時期の雄を狙うと産卵場を 荒らすことに繋がりかねないので 若干深い所にいるメスの方を 狙うのがお勧めです。
5月:産卵後の体力付けの為に食い気をみせる釣り時
春も終わりに向かう5月は産卵も 終わり、産卵で失った体力を 回復する為に食い気をみせる アフタースポーニングと呼ばれる 時期に入ります。
この時期のブラックバスはオスは 浅場のネストで卵を守り、メスは 2度目、3度目の産卵に備えて 少し水深の深い所に戻って、大量の エサを食べて産卵で失った体力を 回復させようとします。
この季節のポイントは浅場に居る オスよりも水深の深い所にいる メスを狙う事。
オスはネストを守るためにルアーを 見つけても深追いなどはしません。 その点メスは体力回復のために 旺盛な食欲をみせるのでよく 釣れることでしょう。