アルファ21単品でスタート
幸い先釣者はいなかったので、季節風をもっとも避けられそうな北西角の釣り座4番に座る。本当は1~2番だとさらに風は避けられるが、あまりに角では「ポイントがよかったんだよ」と言われかねないので、あえて角っこは外す。
吉田康雄
「それで関口さんが2番ですよね(笑)」
もちろん!
竿は嵐月8尺。本当は12尺を振ればカケアガリ終端の向こう側、つまりはフラットな底面にエサが届くのだが、それだとウキが立つ辺りは風がもろに当たっている。今回は底形状うんぬんより、ウキの見やすさを優先しての竿選定となったのは致し方がない。

底ダテはフロートなしの粘土ゴムを使用。宙の状態でトップがゆっくり沈む程度の粘土量に調整して、それを丸めて両バリに刺す。
前後左右を時間をかけてじっくり測ると、左右はほぼフラットで、沖に向かって少しずつ深くなるカケサガリがりの途中のようだ。水深は3本継ぎで2本弱。
エサはアルファ21が30㏄+水40㏄の両グル。
ところで何でアルファ21単品なの?
吉田康雄
「開かせるのは百害あって一利無しかと思いまして」
なるほどね。
タナを上バリ3cmズラシにセットして、7時半に第一投。
次回も「厳寒期のハコをナメるな!」です。
<週刊へらニュース週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>
▼この釣り場について
小川つり堀園
小川つり堀園
この記事は『週刊へらニュース』2023年3月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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