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セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は先月26日、スコティッシュリーグカップ決勝・レンジャーズ戦で2得点をマーク。チームにタイトルをもたらしたが、同選手のパフォーマンスは宿敵レンジャーズOBからも高く評価されている。
同選手は今季3度目となるダービーマッチでも先発出場すると、前半から何度も相手ゴールに迫る。そして44分に先制ゴールをあげると、55分には日本代表MF旗手怜央の折り返しから追加点を奪取。全得点を叩き出す活躍で、チームを勝利に導いた。
この古橋亨梧の活躍ぶりに、レンジャーズOBのクリス・ボイド氏が言及。ボイド氏は英紙『サン』のインタビューにて「古橋亨梧は、アンジェ・ポステコグルー監督にこれ以上与えようとしても与えられない。セルティックにとって利他的なチームプレーヤーであり、より大きな利益のために自分自身を走らせる選手だ」と献身的なプレーを絶賛。
「古橋亨梧の動きとエネルギーによって、セルティックの中盤の選手たちはチャンスがあれば彼を追い越して走ることができるし、実際そうなった。彼は必要であれば戻って守備をして、中盤の選手たちをカバーすることが可能だ」と、同選手の動きがチームメイトに好影響を与えていることを指摘している。
また『サン』はボイド氏のコメントをうけて、「古橋亨梧はセルティックで多くの記録を残しているだけでなく、ポステコグルー監督の攻撃面において利他的なメンタリティーでボイド氏を驚かせている」と綴っている。
なお古橋亨梧はレンジャーズ戦後のインタビューで「優勝できて嬉しいですけど、このタイトルを勝ち取ることができたのはチームメイトとサポーター全員の努力のおかげです」
「僕個人としてはもっといい選手になるために、そして自分にとって一番大事なクラブに貢献するために、まだまだ改善点がたくさんあると思います」とコメント。日本人独特の謙虚かつ利他的なメンタリティーが現地で高く評価されている。