銀行窓口やATMに出向いていた残高照会や振込を、自宅から時間を気にせず取引できる「インターネットバンキング」の恩恵は計り知れないだろう。インターネットバンキングを現在利用している人は「7割弱」という調査結果が発表された。今回は「インターネットバンキングの年代別利用率や利用内容」についてお伝えしよう。

インターネットバンキング利用者1062427割弱。1位は「40・50代の男性」で8割弱

インターネットバンキング利用率1位は楽天銀行、次点はゆうちょや住信SBIネット【マイボイスコム調べ】
(画像=インターネットバンキングの利用経験率は7割強で、40代以上の男性の利用率が高い(「マイボイスコム株式会社」調べ),『オトナライフ』より 引用)

伊藤忠グループのリサーチ会社「マイボイスコム株式会社」は2月24日、「インターネットバンキングの利用」に関する調査結果を発表。24回目となる本調査によると、インターネットバンキングを現在利用している人は7割弱であるという。

1月1日から5日、10,266名に実施した調査の結果、インターネットバンキングを現在利用している人は67.6%だった。利用者の8割弱が男性の40代、50代で、次に多い層が男性の60代で7割強をしめた。反対に「利用したことがない」のは、女性の10代、20代に顕著だった。

インターネットバンキング利用率1位は楽天銀行、次点はゆうちょや住信SBIネット【マイボイスコム調べ】
(画像=インターネットバンキングを現在利用している人の約97%が「積極的に利用したい」「利用したい」と回答した(「マイボイスコム株式会社」調べ),『オトナライフ』より 引用)

さらに、「インターネットバンキングの利用意向」を尋ねたところ、「積極的に利用したい」「まあ利用したい」は、合わせて7割強だった。インターネットバンキングを現在利用している人では約97%、未経験者では約15%となっている。

49.5%が「楽天銀行」ユーザー、「ネットショッピングなどの決済」の比率高い

「現在、利用しているインターネットバンキング」を尋ねると、1位は「楽天銀行」の49.5%だった。「ゆうちょ銀行」「住信SBIネット銀行」「三菱UFJ銀行」が各20%台、「PayPay銀行」「三井住友銀行」が各20%弱だった。「インターネットバンキング選定時の重視点」の圧倒的1位は、「手数料が安い」で69.8%だった。ついで「銀行に取引口座がある」「信頼できる」がそれぞれ40%強を占め、「24時間リアルタイムで利用が可能」が32.4%だった。

インターネットバンキング利用率1位は楽天銀行、次点はゆうちょや住信SBIネット【マイボイスコム調べ】
(画像=家にいながら24時間「残高照会・振り込み」が可能な「インターネットバンキング」は非常に利便性が高いといえるだろう(「マイボイスコム株式会社」調べ),『オトナライフ』より 引用)

「利用しているサービス」で最も多かったのは「口座情報の照会・明細の確認」で84.6%だった。ついで「振り込み・送金」が78.5%、「ネットショッピングなどの決済」「口座振替」が各30%台だった。各インターネットバンキングごとの利用内容をみると、「セブン銀行」「PyPay銀行」「楽天銀行」を主に利用するユーザーは「ネットショッピングなどの決済」の比率が高いという。

2016年の同社の調査では約62%だったインターネットバンキングの利用者も、今回は7割弱へと増加した。世界規模で右肩上がりの「インターネットバンキング市場」の今後が楽しみだ。

出典元:【マイボイスコム株式会社】

※サムネイル画像(Image:slyellow / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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