ニッカウヰスキーが2021年から展開する、ウイスキーの多様性や奥深さ・意外性を「発見する」シリーズ“NIKKA DISCOVERYシリーズ”。
その第3弾商品「ニッカ ザ・グレーン」が、3月28日(火)から数量限定で販売される。国内・海外ともに10,000本ずつの販売予定だ。
2021年から展開する“NIKKA DISCOVERYシリーズ”
「ニッカ ザ・グレーン」は、ユーザーがウイスキーの多様性や奥深さ・意外性を「発見する」シリーズ“NIKKA DISCOVERYシリーズ”の第3弾商品。
1963年、ニッカウヰスキーはグレーンウイスキーを製造することを目的に「カフェ式連続式蒸溜機」をニッカウヰスキー西宮工場に導入した。
そして、今年で同蒸溜機の導入から60年目を迎えるため、ニッカウヰスキーが保有する“グレーンウイスキーの多様性”に着目し、同商品を開発したという。
数量限定の「ニッカ ザ・グレーン」
同商品は西宮工場・宮城峡蒸溜所の2拠点で蒸溜したグレーンウイスキーに加え、主に本格焼酎を製造しているニッカウヰスキー門司工場とニッカウヰスキーさつま司蒸溜蔵の2拠点で新たに蒸溜したグレーンウイスキーの原酒をブレンドしている。
甘く香ばしい穀物の香りと、ライ麦由来の爽やかでコクとふくらみのある味わい、ビターでスイートな余韻が心地よく続く。なお、アルコール分は48%となっている。
パッケージは“NIKKA THE GRAIN”のロゴを堂々と中央に配し、グレーンウイスキーであることを主張。ラベルには市松模様を4段で配し、4拠点でつくられた多様な原酒をブレンドし、調和させていることを表現している。
“NIKKA DISCOVERYシリーズ”は、2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーが保有する多様な原酒や、原材料や発酵などの製造工程によるウイスキーのつくり分けの歴史が生み出す奥深さに焦点を当てたシリーズである。
さらに同商品は、限定ウイスキーなどに関心の高いウイスキーファンに向けて、飲食店を中心とした業務用での展開を予定しているという。また、海外でも欧州を中心に販売するとのこと。
今後プレミア化の可能性を秘めた逸品である。
(akihiro takeji)
1999年にニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所へ移設