今買うべきスタンド型キャディバッグを短期集中でお届けする特集、最終回は軽くてコンパクトなスタンド型キャディバッグです。

競技人口が世界最大のゴルフ大国アメリカでは、ゴルフはよりカジュアルで、人々に身近なスポーツです。メンバーシップコースのような名門コースをのぞけば、キャディを伴わないセルフプレーが主体で、キャディバッグは専用の手引きカートに載せたり、担いでプレーすることも少なくありません。そのため担ぎやすいようバックパックのようなWストラップや軽量なタイプ、多少傾斜のある場所でも自立するスタンド式のキャディバッグが主流となってきました。
一方、キャディ付きの乗用カートでのプレーが前提だった日本では、これまでカートタイプのキャディバッグが人気の中心。クルマやカートに積載することが前提で、軽量コンパクトである特段の理由がなかったためです。

そんな状況も、最近のゴルフブームで変化の兆しがみられます。クルマをもたずに電車でゴルフ場へアクセスする人の増加や、乗合いでなくコンパクトなマイカーをゴルフで使う人などアクセス方法が多様化し、セルフプレーはもちろん18ホールスループレー(ハーフターンに食事を挟まない時短プレー)などプレースタイルも変化しました。ラゲッジスペースの限られたスポーツカーに積載可能な軽量コンパクトなキャディバッグを探す富裕層ゴルファーのニーズなども顕在化し、理由は様々ですが、メーカー各社から軽量・コンパクトなスタンド式のラインナップが、これまでにない程増えているのです。

従来から、このカテゴリーはクラブメーカー製のキャディバッグが大勢を占めていましたが、キャディバッグブランドやセレクトブランドからもリリースされ始めており、ファッションと同様にキャディバッグもTPOに合わせた使い分けが求められる時代といえるかもしれません。

この春は、機動力のある軽量キャディバッグにマイクラブを移し替えてプレーへでかけましょう。予備のボールも着替えも収納できない不安があるかもしれませんが、考え抜いた道具のセレクトはむしろプレーをシンプルにして、スコアアップに繋がるかもしれませんよ。

PXG
ピーエックスジー

スポーツカーライフも充実させるか!? 軽量・コンパクト・スタンド式
(画像=『J PRIME』より引用)
スポーツカーライフも充実させるか!? 軽量・コンパクト・スタンド式
(画像=『J PRIME』より引用)

2kg弱の軽量さでも機能は全部入り

アメリカでは、9ホールのショートコースや練習場に持ち運ぶための小ぶりでカジュアルなキャディバッグを通称”サンデーバッグ”と呼びますが、クラブメーカー「PXG」が手がけると、こんなにラグジュアリーな佇まいに。2分割の口枠、カーボンファイバー製のスタンドレッグ、6つのポケットに加え、シングルキャリーストラップ、パッド入りバックパネル、断熱ウォーターボトルポケット、マイクロファイバーで裏打ちされた貴重品ポケットなど機能性はフルサイズのバッグからも見劣りなし。特徴的なフェアウェイカモパターンは、ブランドの創設者であるボブ・パーソンズ氏が所有する「スコッツデールナショナルゴルフクラブ」の45のフェアウェイの輪郭を取り入れたデザインとなっています。「JACQUARD WOVEN FAIRWAY CAMO™ SUNDAY STAND BAG」

素材:ポリエステル、ポリウレタン
重量(kg):1.9kg
口枠(分割数):2分割
口径(型):7.2型
価格:¥39,600(税込)

SUNMOUNTAIN
サンマウンテン

スポーツカーライフも充実させるか!? 軽量・コンパクト・スタンド式
(画像=『J PRIME』より引用)
スポーツカーライフも充実させるか!? 軽量・コンパクト・スタンド式
(画像=『J PRIME』より引用)