【ゴールドジムアドバンストレーナー加藤直之さんの回答】
背中、そして体幹の強化には欠かせない種目です。
デッドリフトは地味な種目ではありますが、背中、そして体幹の強化には欠かせない種目です。ワンハンドロウイング、ベントオーバーロウイングなどは、デッドリフトのフォームを介さないことには、その姿勢の維持はできません。
安定したフォームで高重量を引けるようになると、背中のトレーニングの質が向上します。激しい動きが要求されるアスリートにとっては必須の種目と言えるでしょう。また、横隔膜や腹横筋、多裂筋などインナーユニットも鍛えられます。インナーユニットの強化は腰痛の予防にもつながります。
まずは床から引く。これが基本動作となります。物を拾ったり、荷物を持ち上げたり。デッドリフトの動作は日常生活でも多く見られます。強く、健康的な身体を維持するためにも、トレーニーの方以外にも実践していただきたいエクササイズです。
加藤直之(かとう・なおゆき)
1981年生まれ、埼玉県出身。身長161㎝、体重69~71㎏(オン)74~75㎏(オフ)。ゴールドジムアドバンストレーナー。2016・2021年と日本クラス別ボディビル選手権大会70㎏級優勝、2019年日本選手権ではトップ3に輝いた日本のトップビルダー。2022年には世界マスターズ選手権で2位となった。
取材:藤本かずまさ 撮影:岡部みつる
提供元・FITNESS LOVE
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