ジェイアール西日本デイリーサービスネットが「Nakatsu brewery(中津ブルワリー)」に製造委託した、オリジナルクラフトビール「嚆矢濫觴(こうしらんしょう)」が誕生。
3月3日(金)~5日(日)の期間、JR大阪駅のエキマルシェ大阪「エキマルひろば」にて数量限定で販売する。
“ビールで旅をする”人生を楽しむきっかけに
同社では、社内の有志により結成した「クラフトビールプロジェクト」の取り組みの一環として、今回の商品を開発した。
大阪・中津のブルワリーが醸造
ビールは作り手にとっても、飲み手にとっても色々なシーン・食事に合わせやすく、懐が広いお酒だ。同プロジェクトでは、そんな“ビール”を飲むという行為を通じて、人とのつながり、開放感、自由を感じる瞬間があると考えている。
クラフトビールは、そのような“ビール”のなかでも、作り手の想いをより多様に表現することを許してくれる存在だ。圧倒的な自由さ、カジュアルさ、開放感がある。
そこで、このような考えや想いに共感のあった、大阪・中津の「Nakatsu brewery」にクラフトビールの製造を委託。「嚆矢濫觴」は、今後の取り組みの第一弾としてのプロトタイプだ。
また、大阪・福島のクラフトビールスタンド&テイクアウト専門店「BrewGo?」と協同して販売を行う。
非日常を感じてほしい
同プロジェクトでは、クラフトビールを通じて、非日常を感じられる商品や機会を作っていきたいと考えている。
例えば、旅。旅の思い出、土地・地域への想い、地元への愛着、「あの人」を思い出す、など。“ビールで旅をする”ことで、ありきたりな日常から“脱出”するきっかけを作る。
また、旅に出なくとも、いつもと違った味のビールを楽しむことで、今までビールに対して抱いていた価値観が変わるかもしれない。そんな、人生を楽しむきっかけづくりを手伝いたいと考えている。
「物事の始まり」を意味する「嚆矢濫觴」
「嚆矢」とは「鏑矢(かぶらや)」のことであり、「濫觴」とは「大きな川もその始まりは觴(さかずき)にあふれるほどのわずかな流れである」という意味。昔、戦いを始めるときに、鏑矢を敵の陣に射かけたことから、このビールが鏑矢「一番矢(=一番や!)」となる商品になること、いずれ大きな流れを作る源流になることを願い、この名をつけた。
また、駅という立地で売ることから、これまでクラフトビールと出会うことのなかった人の始まりの一杯になり、クラフトビールの大河へ誘う源流になればという願いも込めている。
ホップの香りが楽しめる
同商品のスタイルは「HAZY IPA」であり、「IPA(インディア・ペールエール)」から派生したもの。
ヘイズ(濁り)が特徴的で、オーツ麦を使用。ホップの苦味はそこまで感じられず、飲み口は滑らかで、ホップの香りが支配している。
ここでしか買えない限定ビール
同商品は、エキマルシェ大阪「エキマルひろば」の「BrewGo?」が出店するイベントにて、数量限定販売する。他では流通しない、ここでしか買えないビールだ。
また、現地ではサーバーおよび瓶で販売するので、その場でも自宅でも楽しめる。
新しいビールに出会うために、大阪駅に立ち寄ってみては。
嚆矢濫觴
出店期間:3月3日(金)~5日(日)
販売場所:JR大阪駅 エキマルシェ大阪「エキマルひろば」
販売本数&価格:瓶200本(1本900円)、樽約22L(1杯600円)
営業時間:11:00~22:00 ※最終日のみ21:00閉店
(田原昌)
※表示価格は全て税込
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