【1泊2日】景色を満喫するモデルコース1日目
立山黒部アルペンルートで富山ならではの風景を満喫!

富山県は、山の魅力や歴史に触れる観光スポットも人気です。トロッコに乗って観光を楽しむ黒部峡谷も有名ですが、今回は大自然の中で宿泊をして1泊2日で巡る「立山黒部アルペンルート」のモデルコースをご紹介します。
黒部ダムで折り返して立山駅に戻ったり、長野県側まで制覇して長野での観光も楽しむなど、シーンにあわせて計画を立てましょう。
アルペンルート観光の注意点
立山黒部アルペンルートは例年、4月中旬から11月下旬までで、冬季は営業していません。また、黒部ダムの観光放水は6月下旬から10月中旬までの期間となり、天候などにより放水を中止する場合もあります。夏でも寒い日があるため、服装などにも注意しましょう。
1日目のモデルコースの概要

1日目は、①立山駅からケーブルカーで移動、②美女平~弥陀ヶ原~室堂へ立山高原バスで移動、③室堂で散策、④室堂の「ホテル立山」に宿泊、です。
電車でアクセスした際は、富山地方鉄道の立山駅が最寄りとなります。車の場合は、北陸自動車道の立山I.C.や富山I.C.から40分ほどで、立山駅の周辺に駐車場が点在しています。立山に戻らずに長野県で観光を続けたい時には、車の回送サービスもあるので活用してみてください。
立山駅~室堂へ!

立山駅からケーブルカーで美女平へ。立山高原バスに乗り換えて、今回の宿泊施設がある標高2450mの室堂まで向かいます。時間に余裕があれば弥陀ヶ原で途中下車して、散策を楽しむのもおすすめです。
1日目の最終地点の室堂では、周辺の山々や池、雷鳥などさまざまな風景を眺めながら散策ができます。また、散策路には立ち寄りでも利用できる温泉やランチを楽しめる食事処などもあるので、チェックしてみてください。
「ホテル立山」に宿泊

標高2450mに位置する「ホテル立山」は大自然の風景を満喫できる宿泊施設です。富山の海の幸と山の幸を堪能できるレストランや、湧水を沸かした大浴場、ゆっくりと過ごせる客室などがそろいます。
宿泊した人だけが楽しめる「星空観察会」や大観峰駅の展望台での日の出を見る「ご来光バス」、「雪の大谷」の散策ツアーなど、季節にあわせたイベントを開催しているのも魅力。予約の際にあわせてチェックしておきましょう。
アルペンルートオフィシャルホテル ホテル立山
住所
〒930-1414
富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂
電話番号
076-463-3345
公式サイトURL
h-tateyama.alpen-route.co.jp/
【1泊2日】景色を満喫するモデルコース2日目
2日目のモデルコースの概要

2日目は、①室堂から大観峰~黒部平~黒部湖へ、②黒部湖で遊覧船、③黒部黒部ダムの放流見学とランチ、④立山駅または扇沢へ、となります。
最初の目的地の大観峰は、ホテル立山の「ご来光バス」を利用して日の出を楽しむのもおすすめです。予約制のため、チェックインの際に確認して予約を入れておきましょう。
大観峰~黒部湖へ!

大観峰では、後立山連峰のパノラマや眼下の黒部湖といった絶景が人気。ここからロープウェイに乗って、空中散歩での景色を堪能できます。
高原植物が咲き誇る黒部平からケーブルカーに乗って黒部湖へ。豊富な水量の黒部湖では、エメラルドグリーンの湖面を間近にながめられる遊覧船の乗船がおすすめです。
黒部ダムで観光&ランチ

えん提の高さが186m、長さは492mと国内最大級のスケールを誇る黒部ダムは、7年もの歳月をかけて作られた歴史のあるスポットです。
観光放水期間中には毎秒10トンもの水を放出する様子を間近にながめられるほか、「ふぉっとダム」と呼ばれる機械で上部からの写真撮影も楽しめます。展望台は220段の階段を進むため、足元に気を付けましょう。レストハウスで提供している黒部湖をイメージした「黒部ダムカレー」は、ランチにもおすすめです。
黒部ダム
住所
〒930-1406
富山県中新川郡立山町芦峅寺6
立山駅または扇沢へ!

黒部ダムからは、立山駅まで来たルートを戻るコースとなります。立山黒部アルペンルートを制覇したい時や、長野県側での観光も楽しみたい時には、黒部ダムから関電トンネル電気バスに乗って長野県の扇沢まで向かいましょう。
長期連休や夏休み中など、観光客が多い時には乗り物を乗り継ぐ際に待ち時間が発生する場合があります。時間に余裕をもって計画を立ててください。