定番ゲストのホウボウ浮上

その後、潮が緩んだのか、なかなかアタリが出ない。船長はなんとか皆に釣らせようと、懸命に潮回りを繰り返す。

そんな船長の願いが通じたのか、次に竿を曲げたのは佐方さん。多彩な魚種が釣れるところも、この釣りの楽しみのひとつ。強い引き込みで上がってきたのは、うれしい定番ゲストのホウボウだった。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】佐方さんは良型ホウボウをゲット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

続いて、小山さんにも強烈なファイトが訪れた。だが、こちらはうれしくないゲストのアカエイで苦笑い。

後半には、ジグで狙っていた高井さんがドラゴン級タチウオをヒットさせたが、残念ながら抜き上げでバラしてしまった。

シーバス狙いへ転戦

青物や根魚など、普段はいろいろな魚が釣れるエリアだが、この日は潮が悪く、僚船も苦戦しているとのこと。そこで、船長の計らいで最後はシーバスを狙うことに。

大きく移動し、「水深は28mです。底から15mまでいい反応があるので60~80gのメタルジグで狙ってみてください」とのアナウンス。再開すると、またまた航輝くんが船中1尾目の良型シーバスをゲット。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】航輝くんはシーバスも連続キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

良型シーバス入れ食い

続いて、私のジグにもフォール中にコンという明確なアタリ。強いファイトを楽しみながら61cmのスズキサイズを抜き上げた。そして、デッドスローのただ巻きで4連続ヒットのプチ入れ食いに。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】シーバスは良型が入れ食いに(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

78歳と最高齢の山本さんもスズキクラスのファイトを楽しみ、小山さんはブレードジグで良型を連続ゲット。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】小山さんはブレードジグで良型を連釣(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

小学生師匠は本命4尾キャッチ

ここでも師匠・航輝くんは、短時間で見事に4尾の本命シーバスを釣り上げ、楽しい釣りは終了。

けやき丸は今回が初乗船だったが、私の住む和光市からは車で10分ちょっと。荒川の笹目橋からの出船となるので、埼玉県や群馬県はもちろん、東京の北西部や都下からは至近の立地だ。

船長も温和で、対応もていねい。休日には小学生インストラクターの航輝くんも同船し、しっかりヒットパターンを教えてくれるので、いろいろなターゲットを狙ってチャレンジしてみてはいかがだろうか。

東京湾タイラバ&ジギング釣行でマダイにシーバス好捕【埼玉・けやき丸】タイラバでは金色のヘッドと赤のラバーにヒット(提供:週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘)

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<週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
けやき丸
集合場所:(有)長谷川住設 駐車場
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年2月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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