2kg超主体に船中オデコなし

藤田さんは10分後に2尾目。これも2kg近い良型。船長も「イワシの反応が出ているよ。デカイのくるよ」と、威勢がいい。

フグにイワシを真っ二つにされただけで、なかなかアタリがこなかった私だが、8時40分に竿先がもたれるような感じが出た。

それから少し間をおいて竿先が一気に入り、けっこうな引きを見せて上がってきたのは3.09kg。久しぶりに大型を釣ることができた。ほぼ同時に、藤田さんに3尾目がヒット。

船中で徐々にオデコがなくなっていく。2kg超主体と言っていいくらいに良型が上がる。

船の泳がせ釣りで4.5kg級筆頭に大型ヒラメ乱舞で船中全員安打【千葉】藤田さんは連続で良型ゲット(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

大ビラメ4.44kg浮上

9時20分、右舷ミヨシ3番の落合さんにヒット。船長から「はい、どうぞ」の合図が出て投入したら、着底と同時にガツンときたと言う。だましだまし上げてきたが、最後は沖に向かって横っ走り。後検4.44kgのまさに大ビラが浮上した。

船の泳がせ釣りで4.5kg級筆頭に大型ヒラメ乱舞で船中全員安打【千葉】落合さんの4.44kgの大ビラメ(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

自己新記録のチャンス

同沖のヒラメ狙いは、5月のゴールデンウイークまで。今後は深場も攻めるようになり、高級ゲストのマハタも期待できる。間違いなく大物が潜んでいるので、防寒対策をしっかりとって、ぜひ自己記録更新を目指していただきたい。

船の泳がせ釣りで4.5kg級筆頭に大型ヒラメ乱舞で船中全員安打【千葉】大木さんも良型ゲット(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

1月20日には、航程12分の太東沖水深5~10mで竿頭の3.8kg頭に8尾。

船の泳がせ釣りで4.5kg級筆頭に大型ヒラメ乱舞で船中全員安打【千葉】1月20日は3.8kg頭に8尾(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

30日には午後テンヤマダイで出船して岩船沖水深10mで5.3kgをキャッチ。

船の泳がせ釣りで4.5kg級筆頭に大型ヒラメ乱舞で船中全員安打【千葉】1月30日にはテンヤマダイで5.3kg(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

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<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
春栄丸
出船場所:いすみ市・大原港
この記事は『週刊つりニュース関東版』2023年2月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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