兵庫県北部にある新温泉町の旅館「御宿コトブキ」が、地元で水揚げされる旬の海老を使った「浜坂地えびの食べくらべプラン」や、新鮮な魚介類やのどぐろ、但馬牛などが食べられる春の宿泊プランの予約を受け付けている

同プランは、3月20日(月)から4月30日(日)までの期間限定。この季節ならではの旬の食材を味わいたい人は要チェックだ。

新しい自分に生まれかわる宿「御宿コトブキ」

「御宿コトブキ」は、癒しや余暇を目的とした今までの温泉旅行をさらに発展させ、「温泉」「食事」「睡眠」の3つの要素に触れることで新しい自分に生まれかわる「生まれかわりの宿」というコンセプトで、2022年にリニューアルオープンした。

「温泉」は、弱アルカリ泉で肌に優しく、体の芯から温まる柔らかで良質な湯。「食事」では、懐かしさと風情を感じられる囲炉裏の炎のゆらぎを眺めながら、新鮮な地元食材が楽しめる。

また、歳時記の色彩をテーマにした安らぎの部屋、およびサロンで受けられる「快眠ヘッドセラピー」は、ただのマッサージではなく、自己治癒能力を高めるアプローチも含まれた施術。心の疲労、脳の機能を回復し、良質な「睡眠」へ導いてくれる。

海老の町で味わう幻の海老「浜坂地えび」

新温泉町では冬のカニ以外にも、浜坂港で水揚げされる時期に「浜坂地えび食べくらべ」として、数種類の海老を食べられる飲食店を数年前から増やしている。

地えび漁が本格化するのは春と秋の数カ月間と限られており、水揚げ後に鮮度を保つことが難しいことから、「浜坂地えび」は地元でしか食べられない幻の食材として重宝されている。

3種類の海老が楽しめるプラン

同旅館では、多くの人に「浜坂地えび」の美味しさを広めたいとの思いから、幻の地えびを使った夕食付きプラン「浜坂地えびの食べくらべプラン」を期間限定で販売。

落ち着いた風情のある囲炉裏ダイニング「竈-KAMADO-」では浜坂地えびの他に、甘みとコクが強く口の中でとろける「あまえび」と、ぷりぷり弾力のある食感と濃厚な味わいが特長の「もさえび」の2種類も使用。

素材の鮮度にこだわった「浜坂地えびのお刺身」、あまえびのビスクスープをベースにした「浜坂地えびのビスクスープ」、えびの旨みが凝縮した「浜坂地えびの天ぷら」など、ここでしか味わえない新鮮な「浜坂地えび」が堪能できる。

提供期間は3月20日(月)~4月30日(日)。料金は和室8畳の場合、平日なら1泊2食付きで1名23,300円、土曜日は1名28,800円。

「快眠ヘッドセラピー(30分)」付きで、3日前17時までの要予約。

のどぐろや但馬牛が味わえるプラン

白身のトロといわれる「のどぐろ」、全国ブランド牛の素牛といわれる「但馬牛」を使った春限定のプラン「のどぐろ×但馬牛会席プラン」も同時に販売開始。

今が旬の食材に合わせて、同旅館料理長こだわりのプランとなっている。

提供期間は同じく、3月20日(月)~4月30日(日)。料金はツインルームの場合、平日なら1泊2食付きで1名42,000円、土曜日は1名47,500円。

こちらも「快眠ヘッドセラピー(30分)」付きで、3日前17時までの要予約。

心も身体も回復する、美食のプランをチェックしてみては。

御宿コトブキ
所在地:兵庫県美方郡新温泉町湯1561-1

(田原昌)

※表示価格は税込、入湯税別途