比較的浅場の寒ブリ狙いでお呼びでないアカエイが爆釣。リリースしつつ、いつも見事な魚料理でお世話になる茨木県の調理師鈴木弘美さんに問い合わせると、関東地方ではカスベと称してエイヒレが売られているとのこと。そこで早速大きめのアカエイを3匹送って調理していただいた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
エイの解体作業
エイの解体(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
魚体はヌメリが強いので、多めの塩で金タワシを使って洗い流す。温めのお湯をかけると効率よく取れる。
ヒレ部分を骨からはがす(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
食用のヒレ部分を骨からはがし、ぶつ切りにする
ぶつ切り(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
肝も食べられる
肛門から切って肝を取り出す(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
新鮮なものは肝も食べられるので、肛門側から開いてひと晩薄い塩水に漬けて血抜きをする。においはイカ肝、味はカニミソに近い。
エイの肝(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
エイ料理を紹介
食用部分のヒレを骨から身をはがし、小さいのは骨ごとぶつ切りにして料理別に切り分ける。
軟骨の唐揚げ(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
水切りしたら生姜とニンニクじょう油に漬け込む。
唐揚げ(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
エイはサメと同様アンモニア臭が強い魚なので、さばくなら新鮮なうちに!白身ながら味付けは濃いめが良い。
煮こごり(提供:週刊つりニュース中部版APC・出口和弘)
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<週刊つりニュース中部版APC・出口和弘/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年2月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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